スマホのレンズを股間に向けられた40代ネトナン師、恐怖のSEXから起死回生!#5
これまでのあらすじ
【40代ネトナン師、マチアプ人妻攻略のウラ】
高学歴・高収入のジンさん(仮名・49歳会社経営/前妻との間に子供アリ)。彼は経営者の傍ら、「ネトナン師(ネット上のナンパ師)」としてプライベートの充実にも意気込む男性だ。
その裏には様々なコンプレックスの他に、「ネトナン師・マサヤ氏(40代/妻子アリ)」との出会いが大きい。
マサヤ氏は妻子がいるにもかかわらず、既婚者専用マッチングサイトで出会った「本命愛人・セフレ・ご新規」を持つ敏腕ネトナン師。週に2~3度はラブホに行き、その内容をSNSにアップするうえ、「人妻攻略マニュアル」も販売している。
ジンさんは、マサヤ氏が作成したマニュアルを購入し、非モテからの脱却を目指す。
マッチング率が格段にアップすると、サイトで出会った人妻とのデートに成功。ラブホテルでの甘いひと時の後、「ネトナン師・ジン」として人妻たちとの情事を重ねてはSNSにアップするようになった。
そんな折、既婚者サイト「R」を通して知り合った杏奈さん(仮名・41歳)との初顔合わせになったが、彼女は離婚した妻との間にもうけた娘のママ友だったのだ。
「なかったことにしよう」と帰ろうとするジンさんを杏奈さんは引き止め、銀座のシティホテルへ。
そこでセックスをする流れになるのだが、何と、彼女はセックス動画を撮り始めて…待望のラスト!
前回までの話はコチラ→第1話、第2話、第3話、第4話
顔を隠しても後の祭り
――ジンさんの体にまたがった杏奈さんは、挿入の瞬間にスマホで動画撮影をしてきた。その後をお聞かせください。
「信じられませんでした。その前にもキスの瞬間を盗撮してきて…。ヤバい女とマッチングしたと思いました。
娘のママ友とマッチングしたこと自体がマズいのですが、その上、動画撮影なんて…。しかし、杏奈さんはスマホを掲げながら、陶酔しきったように腰を前後に振りたててきたんです。
――はああ…ズッポリ入ってる…いいわ…。
杏奈さんは腰を揺らしながら、結合部分がしっかり映る画角で撮影を続けて…。そのうち、カメラのレンズを僕の顔にも向けてきたんです。
――おいっ、やめろ!
僕は拒みながら、両手で顔を隠しましたが、もう後の祭りです。
カメラを股間に向け
その後、彼女はあろうことか僕の紹介を始めたんです。
――今日のお相手は、なんと娘の同級生、咲子ちゃんのパパです。昔よりも格段にイケオジになって、なおかつアソコはギンギン…。
娘のパパ友だと思うと子宮がうずいて、いっそう興奮しちゃいますよね。ほ~ら、こんなにアソコがニチャニチャと恥ずかしい音を立ててるんですよ。
言いながら、彼女はカメラを股間に向け、腰をしゃくり上げました。
――ジュブブ…ッ、ジュブブッ!
――おおっ…くっ、やめてくれ!
ペニスを押し包むヴァギナの収縮に耐え切れず、思わず唸り声を上げてしまって…。
――あらあ、ジンさんたらエッチな声を出して…。ふふっ…実は私たち、キス写真も撮ったんですよ。
――言うな!
すでにキス写真はクラウドにアップされていて
僕は必死に叫び、スマホを奪い取ろうと腕を伸ばしました。でも、彼女は巧みに逃げて腰を振る始末。しかも、
――ジンさん、ごめんなさい。すでにキス写真はクラウドにアップしたの。たとえスマホを壊しても、データはしっかり残ってるわ。下手に私を刺激すると、何するか分からないから…。
――そんな…。
僕は唇を噛みしめました。すると、再び彼女が動画を撮りながら、言葉を継ぎました。
――皆さ~ん、実はこの動画を撮る際、『抱いてくれなきゃ、悲しくて誰かにキス写真を送っちゃうかも』って、ジンさんを軽いジョークで脅したら、セックスに応じてくれたんです。我ながら悪い女ですよね(笑)。
でも、彼のペニスはギンギン。嫌がっているのは見せかけだけで、本心では悦んでいる証拠。男って単純ですね。
他の男との情事も暴露
そのうえ、こんなことまで暴露したんです。
――そうそう、ジンさんに比べたら前回の男は最悪でしたね。ハメ動画を撮ろうと持ちかけたら、またたく間に勃起が萎えて、手シゴキやフェラでも全く勃たずじまい。
それを思うと、あのクズ男よりジンさんはオスとして数段有能ですよね。あははっ!
(他の男とも動画を…)
背筋に悪寒が走りました。娘のお受験の『S塾』に通っていた頃の気品ある杏奈さんはどこに行ってしまったんだ?
僕は息を飲みながらも、結局、されるがままでした」
乳房への刺激を指示してきて
――恐ろしいことですね。自らのハレンチ動画を撮って、脅迫まがいのことを言ってくるなんて…。ジョークにしても悪質すぎます。
「はい…行為の最中、何度もカメラを奪い取ろうとしましたが、データがクラウドにアップされていることが本当なら、とにかく彼女を激昂させてはいけない…そればかりを考えていました。
ただ、恥ずかしいのですが、勃起はいきり立ったままだったんです。
勃起を維持させなくては彼女の気分を害するという防衛本能なのか、彼女の巧みな腰振りのせいか、怒りと恐怖に包まれつつも、収縮する膣肉がペニスを締めつけ、その力はさらに強まり、結果ペニスは硬さを増す一方でした。
――ねえ、オッパイ…触って。
やがて、彼女は薄笑みを浮かべながら乳房への刺激を指示してきたんです。
僕は言われるまま目の前で揺れる乳房を両手で包み、揉みしめました。ツンと勃った赤い実のような乳首を摘まみ上げ、ひねり、グッと圧をかけてなぎ伏せたりもして。
――ン…いいわ…。オッパイをいじるジンさんの顔もバッチリ撮ってるから…。
彼女は喘ぎ声を漏らしながらスマホの向きを変え、ハレンチ動画を撮り続けました。
加速する腰振りに欲情
とにかく僕は彼女を怒らせてはいけない一心で、夢中で乳房を捏ねまわし、彼女が尻を落とすタイミングに合わせて腰を突き上げたんです。
――はあ…いいっ!
彼女は何度も悩ましい喘ぎを漏らして、動画を撮り続けました。
――ジンさんたら、ちゃんと私の腰振りに合わせて、下から突き上げてくれるの…最高ね。
――くっ、ううっ!
僕は必死で、彼女の乳房を形がひしゃげるほど揉みこねました。怒りが肥え太るほどに勃起が膨らみ、凶器さながらに女膣を割り裂いていく…。
串刺された媚肉は熱い女液を噴き出し、シーツにいやらしいシミを作っていきました。愛液が潤滑油となり、杏奈さんの腰振りが加速する現実に僕も欲情してしまって…。
――ああっ…イキそう!
やがて、彼女はスマホを掲げたままアクメをほのめかせました。
娘のママ友と同時に絶頂
(ここは彼女に合わせるべきだろうか…)
そう思いながら、僕も腰のバネを使って渾身の力で突き上げたんです。緊縮する膣ヒダが蠢き、徐々に激しさを増し、
(うう…ダメだ、限界だ!)
そう思った時でした。
――ジンさんも一緒に…はああぁあああっ!
――わ、分かった! 出る…出るぞ!
熱い火種が尿管を猛スピードで這い上がった時、
――ああっ、イクぅっ!
彼女は全体重をかけたと思えるほどズブリと尻を落として、ペニスを深々と飲みこんだんです。そして、弾みをつけて一気にペニスを引き抜きました。
――おおっ、おおっ!
次の瞬間、ザーメンが勢いよく噴射し、彼女の下腹を穢(けが)して…。
「また逢ってくれる?」の問いに
――すご~い…こんなにたくさん、私のお腹に…。
彼女は甘い声を発しながらザーメンが下腹を垂れる一部始終を撮影しました。
その間、僕は声が出せません。射精の快楽を得たからではありません。
彼女はこれからも脅迫まがいのことを言ってくるのだろうか? という疑念を抱いてしまったからです。
――ねえ、また逢ってくれる?
彼女はスマホを置き、下腹に飛び散った精液をティシュで拭きとりながら、聞いてきました。
脅迫ではなく共犯者に
――もし、断ったら…?
――私の気分次第で、写真や動画を誰かに送るかも。SNSにアップするのもいいわね。もちろん、私の顔にはモザイクをかけて。
――それって脅迫じゃないか?
――ジンさんさえ素直に抱いてくれれば、脅迫じゃなくて単なる不倫の共犯者になるわ。
その言葉に、僕は押し黙りました。
――…分かった。都合つけるよ。
僕はうなずくしかありません。データが流出したら人生終わりですし、ましてや咲子に知られたら…。
今ごろになって、「ネトナン師」になったことを後悔したんです。」
相手は敵にも味方にもなる
――ひどい話ですね。話せる範囲で続けてください。
「杏奈さんとの情事は一刻も忘れさりたい気持ちでしたが、『ネトナン師・マサヤ』氏のSNSを見て、ちょっと気が変わりました。
マサヤ氏も、知人の奥さんとマッチングして、最初こそ気まずい思いをしたものの、結局『即ホ(会って即ホテルイン)』して、セフレの一人にしたと言っていましたから。
要は気の持ちようなんです。上手に立ち回ることで、相手は敵にも味方にもなります。
杏奈さんは『年齢的に女として自信がなくなった』ことが一番の動機なので、上手に付き合いさえすれば、きっと変な行動に出ないと感じました」
今日の件をSNSにアップ
――ジンさんの気持ちの切り替え、見事ですね。
「はい(笑)。なので、彼女がシャワーを浴びてる間に、乱れたベッドと彼女のランジェリーを撮影しました。ちなみに、彼女のスマホはバスルームに持っていっているので、触れることができません。
帰宅後、僕は今日の件をアップすることにしたんです。いかにもネトナン師を楽しんでいるかのようにね(笑)。
《〇月×日・既婚者サイトRにて、ご新規40代ボブヘア人妻。なんと子供のママ友! お互い驚いたものの、ホテルで一発決めました。騎乗位で腰を振りながら、彼女自らハメ撮り。濃厚なザーメンを引き締まった彼女のお腹に噴射して満足。また逢ってくれる? と可愛くねだられ、もちろんOK。ご馳走様でした》
その後も、杏奈さんからの連絡はたびたび入りました。
キス写真やセックス動画という弱みを握られている以上、彼女には逆らえませんが、そのあたりは機嫌を損ねないよう、上手に対応したんです。
プライドをくすぐるひと言で形勢逆転
――杏奈さん、前回のハメ撮りにはけっこう興奮したから、今日は僕のスマホで撮ってもいいかな?
――えっ?
思いもかけない申し出に、彼女は驚いていましたが、僕が盛んに『逢えない間、ずっと杏奈さんとのハメ撮りのことをオカズにオナニーしてたんだ』と言うと、彼女は嬉しそうに承諾してくれたんです。
女としての自信を失いかけている彼女にとって、そのひと言はかなりプライドをくすぐったと思います。
正常位、騎乗位とまぐわい、ラブホの洗面所の鏡の前でバックからハメた時、スマホで動画撮影をしたんです。
――ほら、自分の顔を見ながらハメられている気分はどう?
僕は鏡に映る杏奈さんの上気した顔と揺れる乳房、そして、真っ赤に充血したワレメに黒光りするペニスが飲みこまれては顔を出し、再び膣肉に沈んでいくさまを撮影していました。
鏡の前での情事を撮影
――恥ずかしい…あん…私、恥ずかしい女…。
――杏奈は恥ずかしい人妻なんだ。家族のいない隙を狙って、夫以外の男もモノを美味(うま)そうにマンコで食べる悪い女だ。
――ごめんなさい…許して…ッ!
――許せないな。お仕置きだ。
僕はスマホ片手に勢いをつけてズブリと怒張を叩き込みました。自分でも最奥を突いたと思うほど、深々とペニスがうずまって…。
――おお、締まる…悪い女のマンコはよく締まるな…よだれもこんなに垂らして。
僕は丹田(たんでん)に力を込め、渾身の乱打を浴びせたんです。少々動画がブレようが、かまっていられません。
言葉攻めと尻ビンタ
――いやっ…いやあっ!
――嫌と言う割にはケツを振ってるぞ…。可愛い娘がこの動画を見たらどう思うかな?
――だめっ! 家族の…娘のことは言わないでぇ…!
――杏奈の娘はうちの子のクラスメイトで小6だな。初潮は来たのかな? 性教育動画として、これを娘に見せたらどうだ?
僕はこれ見よがしに、尻ビンタを浴びせました。
パシーンッ!! 肌をぶつ硬質な音が洗面所に響きました。
――ヒイイイッ…娘には…ダメッ!
――黙れ、尻ビンタを続けるぞ。
僕はスマホを左手で持ったまま、右手で思いきり右の臀部をぶっ叩いたのです。尻は見る間に真っ赤に腫れ上がりました。その後も、
――バシーンッ! バシーンッ!!
――ああっ…痛いっ!
彼女が鏡プレイを好むワケ
杏奈さんは崩れ落ちそうになるひざを踏んばり、洗面台に爪を立てました。叩くほどに、膣肉がギュッとペニスを締め上げてきます。
僕はこの時、彼女が鏡プレイを好むことを知ったんです。
(間接照明は肌を美しく見せるし、セックスしている自身のあられもない姿を目の当たりにできる。それが彼女にとって、女としての自信に繋がれば…)
もう必死でした。結局その日は、バックで2発決めて、彼女は満足げです。
女って結局いつまでも男を奮い立たせたい、興奮させたい生き物なんですね。
その後、杏奈さんとは定期的に逢うようになりました。セックス中、何かの拍子で勃起が萎えないよう、彼女と逢う日はバリフ20mg(レビトラのジェネリック)を服用しています。
1錠約150円でコスパが良く、食事の影響が少ないのもいいですね」
最初に出会った超肉食人妻とも
――続けてください。
「杏奈さんとは上手に付き合っていて、娘の情報も教えてくれる仲となりました。お互い月に一度は血液検査をして、感染症にも気をつけています。その他にもネトナン師として、新規開拓は続行中です。
そうそう、最初に出会った理子さん(仮名・44歳主婦/子供アリ)とも月2ペースで逢っています。タクシーでフェラチオをし、ジャグジーでは潜望鏡をしてくれた彼女です。
そういえば、最初にネトナン師になると決めた時、理子さんのフェラ顔を僕はタクシー内で撮影していたんですよね(笑)。今になって思い出しました。
会社経営者兼ネトナン師として人生を謳歌
理子さんは『ピルを飲んでるから中出ししても大丈夫』と言ってくれましたが、杏奈さん以外の女性とはコンドームをつけています。
杏奈さんの尻ビンタをして興奮する自分がいて…。サイトのプロフィールの欄に『尻ビンタに萌えます』と書いたら、『バックからハメられて、思いっきりお尻をぶってほしい』という人妻からのアプローチもあり、けっこう自信がつきましたね。
一時は恐怖に陥りましたが、何とか窮地を脱しました。
それにしても、マサヤさんというネトナン師のロールモデルがいて本当に良かった。元々はバツイチで、現在は妻の実家ではマスオさん状態。家庭でも居場所のない僕でしたが、しばらくは会社経営者兼ネトナン師として人生を楽しもうと思います」
さまざまなコンプレックスや孤独感、窮状を乗り越え、人生を謳歌するジンさん。『大切な娘には決してバレないよう、人生を楽しみます!』と言った笑顔が印象的だった。
(了)
(蒼井凜花/作家・コラムニスト)