「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

公開日: 更新日:

「以前、悠仁さまが食事中に吐いたとか週刊誌に書かれていました。おそらく心理的なことでしょうが、ちょっと心配です。その後は聞きませんから、一過性のものであってくれればと思います」(宮内庁関係者)

■「眞子さんの乱」が残した影響なのか

「眞子さんの乱」は4年間続いたが、皇室がこれほど長期間、騒動の渦中にあったのは、おそらく前代未聞であり、その時期を思春期と重なった悠仁さまが、陰に陽に影響を受けたとしても不思議ではない。

 以前にも述べたが、「第12回子どもノンフィクション文学賞」で佳作に選ばれたものの、一部に他人の文章のコピペではないかと騒がれたのも、「眞子さんの乱」がなければ問題にもされなかったはずである。これが愛子さまだったら、何かの手違いだったのだろうぐらいで終わってしまう話だ。

 悠仁さまと言葉を交わすほどではないが、間近で目にすることもある関係者はこんな心配をしていた。

「悠仁さまのお顔からリラックスした感じが伝わってこないのです。緊張しているというか、目つきが鋭いというか、なにか見えない負荷がかかっているような印象です。とにかくお姉さまのことがあって、何かにつけて結び付けられるのですから、今の悠仁さまにすれば敵に囲まれている気分ではないですか。それに歩き方がよろしくない。眞子さまも佳子さまも、ピシッと背筋を伸ばして歩かれます。たいていの皇族方はそうで、あのお姿でやっぱり皇族なのだと納得します。でも、悠仁さまはいつも前かがみで歩いています。座るときも、だらんと椅子に寄りかかるようにしていて、たたずまいも姿勢も決していいとは思えないのです。天皇になられる方なのですから、誰かが注意するはずだとは思うのですが……」

 これに対してある皇室ジャーナリストはこんな解説をしてくれた。

「おそらく紀子さまとの関係だと思いますね。悠仁さまが何をやっても紀子さまは叱らないので有名ですが、紀子さまがそうなら、当然周囲も叱るはずがありません。だから下を向いて歩いても、誰も注意しないのでしょう。これまで紀子さまは悠仁さまの先々に手回ししてこられました。提携校進学制度もそうです。また悠仁さまが小さい頃、『琉球』展のような戦争を伝えるイベントがあると必ずお連れしていたのもそうです。上皇・上皇后さまに倣ったんでしょうね。でも悠仁さま自身がご興味をもっていたかどうかわかりません。意外に引っ張り回されただけかも……。そう思うのは、6月に秋篠宮ご夫妻が『琉球』展に行かれましたが、これまでの経緯から考えて、悠仁さまが行かなかったことは理解できないのです。これまで引っ張り回されていたのを、ここに至って悠仁さまが、紀子さまに反発して拒否した可能性もあります」

 そうであるなら、しばらく秋篠宮家の子育ては苦労するかもしれない。

 愛子さまといえば、ほとんど学習院大学に通わずに卒業することが現実になりつつある。卒業すればすぐイギリスに留学する。すると当分愛子さまが注目されなくなる。その間に悠仁さまが成年を迎える。そして成年の会見で愛子さま以上に称賛を受け、世間はもう愛子天皇論はいらないとなる──。こんなストーリーがつくられているという。ただ、悠仁さまの成年会見次第では物語が変わってしまいかねないのだ。 (つづく)


◆本コラム待望の書籍化!大幅加筆し、好評発売中!
マコクライシス 『眞子さんの乱』で見えた皇室の危機
奥野修司著(日刊現代・講談社 1540円)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が