巨人「高給取り助っ人」は失敗だらけ…見習うべきはヤクルト外国人野手の発掘&育成力

公開日: 更新日:

 29日の巨人対ヤクルトの一戦は、助っ人のデキが明暗を分けた。巨人先発のグリフィン(28)は4回8失点でKOされたのに対し、ヤクルト先発のヤフーレ(25)は9回をわずか94球、3安打完封勝利である。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)

 巨人とヤクルトの大きな違いは、助っ人の活躍度だ。巨人は近年、特に野手が成功したケースはほぼない。今季はオドーア(年俸約2億円)が一試合も出場することなく開幕前に帰国。過去5年を見ても、2019年ビヤヌエバ(同2億2000万円)、20年パーラ(同1億6000万円)、21年スモーク(同2年総額6億2000万円)、テームズ(同1億2500万円)、22年ポランコ(同2億5000万円=23年ロッテ移籍)は首脳陣の期待を裏切り、わずか1年で退団した。

 メジャーでの実績を評価して高年俸で獲得したものの、これが裏目に出ているのが現状だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景