日本ハム
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日ハム野村佑希 全治5カ月の大ケガ乗り越えた「大砲」候補
本人は開幕一軍を想像すらしていなかったそうだが、それもそうだろう。 プロ1年目の昨年8月31日。試合前、ファウルゾーンでノックを受けている最中に股関節を痛めた。診断の結果は「左股関節後方亜脱臼」。手術が必要で、全治5カ月の重...
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日本ハム万波 2戦連発特大弾で“ポスト西川”に一躍名乗り
日本ハムOBに言わせると、とにかくよく練習する選手らしい。 12日の巨人戦で左翼最上段付近まで運ぶ特大の本塁打を放った万波中正外野手(20)のことだ。 一軍の練習試合では9日のヤクルト戦に続く2戦連続の一発。「打った...
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日ハム清宮“最大の敵”は栗山監督か…ムチばかりで周囲心配
清宮が心配だ、という声がある。 高卒3年目のシーズンを迎えた日本ハムの清宮幸太郎(21)が、練習試合6試合で12打数1安打と精彩を欠く。9日のヤクルト戦では、後輩の万波が途中出場で神宮のバックスクリーンへ本塁打。同じようにチ...
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花咲徳栄・井上朋也 実戦で飛ばす能力は日ハム野村より上
「彼が放った本塁打を10本近く見ていますが、打点を稼げそうな、チャンスでの集中力が非常に高い選手です」 主将を務め、高校通算47本塁打をマークする長距離砲。高校生としては飛び抜けた打撃力に加え、ウエーティングサークルでの立ち居...
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藤浪トレード急加速 コロナ感染契機に他球団が再調査開始
「これで阪神は重い腰を上げるかもしれません」 セ球団の編成担当がこう言った。新型コロナウイルスに感染し、現在入院中の阪神・藤浪晋太郎(25)のトレードについてである。 藤浪ら阪神3選手の感染で、プロ野球界には影響が拡大している...
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巨人と日ハムは“選手放牧” 開幕延期で問われる球団の手腕
プロ野球の開幕が4月24日に決まった。 とはいえ、これもあくまで「そこを目指す」というものであって、コロナウイルスの感染状況によっては、再度の延期もあり得る状況だ。 当初は3月20日に開幕を迎えるはずだった。それが、...
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日本ハム栗山監督の大胆采配に見る「成功体験」の乏しさ
日本ハムの栗山英樹監督は今季で就任9年目となる。昨季はチームが5位に低迷し、栗山監督の去就問題がマスコミに取り沙汰されたこともあったが、それでも過去8年間の実績(リーグ優勝2回、日本一1回)は素晴らしいものがある。日本ハム特有のフロ...
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信念を持った名バイプレーヤー 仁志敏久と矢野謙次の武器
仁志敏久は自分の野球観を持っていた。私が打撃コーチだった1995年に日本生命からドラフト2位で入団。常総学院、早大で主将を務めたエリートだ。常総学院で木内幸男監督に野球を教わっている。私が知る中で有数の「野球博士」だった。 ...
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右翼へ今春1号 日ハム中田が取り組んだフォーム改造の成果
19日、広島との練習試合で本塁打を放ったのが日本ハムの中田翔(30)だ。 1点を追う四回無死一塁。広島・矢崎の145キロの速球を右翼スタンドに運ぶ逆転2ラン。本人は「風のおかげ」とサラリと話したが、今季、取り組んでいるフォー...
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今年は佐々木フィーバー 昨年注目新人だった吉田輝星は今
立ち投げのブルペン投球だけで、話題を呼ぶロッテの佐々木朗希(大船渡)。18日は、沖縄セルラーで計44球。最速163キロ右腕の投球は、見る者を一様に驚かせる。そんな中、昨年の注目新人はどうしているのか。 2018年夏の甲子園で...
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日ハムは得点力アップが課題 おっとりの清宮に奮起を期待
三塁側ベンチからグラウンドに出ると、私の姿を見つけた栗山監督がレフトから走ってきた。相変わらず気配りの人で練習中はよく動き、選手を観察。いろんなスタッフと話し込むシーンが印象的だ。 昨季はマルティネスと上沢の故障でローテが組...
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日ハム近藤健介は鬼に金棒 小笠原コーチ加入で長打に磨き
全体練習終了後、連日、居残りでロングティーに取り組んでいるのが日本ハムの近藤健介(26)。写真は3日、ランニングシャツ姿で1時間、バットを振り込んだ際のひとコマだ。 打球に下半身の力を伝えるフォームを意識、バットの軌道や打球...
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衝突必至か…日ハム栗山監督と新監督候補のビミョーな関係
そもそも水と油だ、という声がある。 栗山英樹監督(58)の右腕役として14年ぶりに古巣に復帰した小笠原道大ヘッドコーチ(46)。指揮官は「(今のチームに)一番必要なものを戻してもらった」と歓迎しているが、確かにこの2人の考え...
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日本ハムの新球場名「エスコンフィールド北海道」に決定
プロ野球・日本ハムが2023年に北海道北広島市で開業予定の新球場の命名権(ネーミングライツ)を、東京の不動産会社「日本エスコン」が取得したことが分かった。新球場名は「エスコンフィールド北海道」に決まった。 29日の北海道新聞...
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巨人クビのビヤヌエバ獲得 日ハム栗山監督“拾う神”の目算
二匹目のドジョウとなるかどうか。 日本ハムが5日、今季限りで巨人をクビになったクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28)の獲得を発表した。 ビヤヌエバは昨年、パドレスで110試合に出場して20本塁打。巨人が大砲候補として...
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有原まで米移籍直訴…日ハム「メジャー3A」化に不安の声
西川(27)の次はエースの有原(27)だ。 4日、札幌市内の球団事務所で行われた日本ハムの契約更改の席上、球団にポスティングを利用した将来的なメジャー挑戦を訴えたことを明かしたのだ。 もっとも、有原のメジャー志向はい...
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日ハム斎藤佑の現状維持更改で懸念される清宮&輝星の将来
来季で10年目に突入する。日本ハムの斎藤佑樹(31)が2日に契約更改。現状維持の1600万円でサインした。今季は11試合登板で0勝2敗、防御率4・71。チームが導入した「オープナー」として起用されるなど、2016年以来の2ケタ登板と...
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日本ハム西川遙輝の年齢と意欲は足以上の武器になる
日本にいるパートタイムの情報提供者から電話が入った。 聞けば、日本ハムの西川遥輝外野手(27)がポスティングによるメジャー挑戦を球団に要望したという。情報提供者によれば、球団も来オフのポスティングを認める方向らしい。 ...
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日ハム1位・河野竜生 兄弟を7回甲子園に行かせた父の教え
2014年夏の徳島大会でのことだ。 当時、1年生だった河野は先発するも、5回か6回で降板するケースが多かった。入学からわずか4カ月足らず。体もできていないし、無理をさせるわけにはいかない。リードしていようと、降板はやむを得な...
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日ハム清宮いまだ“未完の大器” 元凶は指揮官の手綱さばき
“3年目の正直”となるのか。日本ハムの清宮幸太郎(20)のことだ。この日(24日)は、「ファンフェスティバル2019」に参加した。 1年目は故障に泣き、飛躍が期待された今季は、3月のオープン戦で右手有鉤骨を骨折。3カ月弱のリ...
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日ハム・小笠原ヘッド兼打撃コーチの就任は「清宮対策」
日本ハムが9日、OBで前中日二軍監督の小笠原道大氏(45)のヘッド兼打撃コーチ就任を発表した。 狙いは2年目の清宮幸太郎(20)、ルーキーの野村佑希(19)、万波中正(19)ら若手スラッガーの育成といわれるが、「清宮を一人前...
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日ハムOBが指摘 清宮幸太郎の右肘手術は終わりの始まりか
「こうなることは、予想がついていました」 日本ハムOBがこう言う。 清宮幸太郎(20)が17日に右肘関節形成の手術を行うことが決まった。球団によると、リハビリには約3カ月を要する見通しで、来年の春季キャンプでの復帰を目...
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最低でもあと1年…日ハムが栗山監督を慰留する“2つの理由”
続投か、退団か。 球団に進退伺を提出し、去就が揺れている日本ハムの栗山監督(58)。30日に川村球団社長らと約1時間話し合うも、結論は出ないまま。10月2日のオーナー報告まで、持ち越しとなった。 栗山監督は1年契約。...
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日ハムは逆転CS絶望的 4番・中田翔も負傷で泣きっ面にハチ
このままでは最下位に逆戻りもありそうだ。 日本ハムは10日、ロッテに負け、連勝が3で止まった。先発のロドリゲスが4回途中5失点で降板すると、その後も中継ぎの井口が3失点、堀が2失点。終わってみれば2―10の大敗だった。 ...
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4番清宮が2戦連発も打率.189…栗山監督に問われる忍耐力
中途半端だけは勘弁だ。 22日、4番に座る日本ハムの清宮(20)が1点リードの六回、中押しの2ラン。21日にも一発を打っており、2試合連続の5号アーチとなった。 それでも打率.189では4番としてまだまだ物足りないが...
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日ハム清宮にも聞かせたい 西武・山川「4番復帰」への決意
待望の一本が出た。 21日、日本ハムの清宮幸太郎(20)が4番として初の本塁打をかっ飛ばした。1点ビハインドの二回、右翼スタンド中段に飛び込む特大の同点ソロだった。 欣喜雀躍(きんきじゃくやく)なのが栗山監督だろう。...
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日ハム清宮の4番起用 評論家が警鐘「チーム壊しかねない」
「本人のためにも、チームのためにもなりませんよ」 こう話すのは、評論家の山崎裕之氏。日本ハムの清宮幸太郎(20)が4番に座っていることについて警鐘を鳴らすのだ。 今月13日、4番打者の中田が右手痛で登録抹消されると、栗...
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清宮&輝星采配で炎上 栗山監督の求心力低下が止まらない
のっけから日本ハムの希望の火をかき消す花火が打ち上がった。 14日のロッテ戦のスタメンに、この日昇格したばかりの高卒ルーキー2人が名を連ねた。吉田輝星(18=金足農)が今季3度目の先発マウンドに登れば、ファームで10本塁打の...
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堀が2試合連続先発 日ハム「オープナー」多用は“苦肉の策”
プロ野球では異例も異例だ。 5日、6日の試合の予告先発が発表された。日本ハムのそれは、高卒3年目の堀瑞輝(21)。4日のソフトバンク戦に続いて、中1日で2試合連続の先発だ。 堀はリリーフ投手。短いイニングを投げる「オ...
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日ハム粘り勝ちも 「勝つため」に中田スタメン落ちの屈辱
チームが勝つさまをベンチで眺めながら、主砲は何を思ったのか。 4日、2位日本ハムが首位ソフトバンクに粘り勝ち。負ければ首位攻防戦3連敗とあって、栗山監督も「勝たなければいけない試合。大きく(打順を)動かす」と試合前から鼻息が...