日本ハム主砲レイエス「再契約」は去就不透明の新庄監督「残留」の切り札になるか

公開日: 更新日:

 とりあえず、主砲の残留は決まった。

 日本ハムが21日、レイエス外野手(29)との契約延長に合意したと発表した。「ファイターズ以外の場所でプレーすることは考えられませんでした」とは本人のコメントだ。

 レイエスは今季、103試合に出場して打率.290、25本塁打、65打点。仮に143試合に出場していれば、ソフトバンクの山川と並ぶ34本塁打でタイトルを獲得する計算になる。来日2年目を迎える来季は日本の投手にも慣れ、今年以上の成績が見込めるのではないか。

 そんなレイエスに関して異例のお願いをしていたのが新庄監督だ。9月29日の今季ホーム最終戦終了後、スタンドのファンに向かって「成長した選手に目一杯の拍手をお願いします」と言い、こう続けたのだ。

「来年、レイエスとマルチネス、ファイターズのユニホームを着て欲しくないですか?」「『どこにも行かないで運動』を始めてください!」

 主砲の再契約をだれよりも心待ちにしていたのが新庄監督だけに、これが自身の「残留」の決定打にならないか。本人は24日のドラフト会議に出席後、身の振り方に結論を出すと言っているが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後