日本ハム新庄監督に高まる続投機運…《多方面に余波が広がる電撃退任の可能性は低い》との見立て

公開日: 更新日:

「それは今後の戦い方次第。完全燃焼したら責任を果たしたってなるかもしれない。やり返してやろうと思ったら、またあるかもしれない」

 シーズン最終戦となった8日の楽天戦後、自身の来季去就についてこう言及したのが日本ハム新庄剛志監督(52)だ。

 今季で契約が切れ、球団は続投要請しているといわれている。

「なんだかんだ言って、来季もやる気満々のようです」と、球団OBが言う。

「就任から2年連続最下位を経て、今季は2位と躍進。新庄監督も手応えを感じている。ただ、就任当初から掲げていた優勝という目標は未達成。本当の意味で『完全燃焼』するのはその時だとみる関係者は少なくありません」

 新庄監督の進退は自身が声をかけて入閣させた八木打撃コーチや山田バッテリーコーチらの去就にも関わる。新庄監督が退任することになれば、一緒に職を辞する可能性もある。さんざん待たされた挙げ句、ポストシーズン終了後に放り出されても、他球団の組閣はとっくに終わっている。解説者などの仕事も同様で、それこそ路頭に迷いかねない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢