日本ハム新庄監督に高まる続投機運…《多方面に余波が広がる電撃退任の可能性は低い》との見立て

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「それは今後の戦い方次第。完全燃焼したら責任を果たしたってなるかもしれない。やり返してやろうと思ったら、またあるかもしれない」

 シーズン最終戦となった8日の楽天戦後、自身の来季去就についてこう言及したのが日本ハム新庄剛志監督(52)だ。

 今季で契約が切れ、球団は続投要請しているといわれている。

「なんだかんだ言って、来季もやる気満々のようです」と、球団OBが言う。

「就任から2年連続最下位を経て、今季は2位と躍進。新庄監督も手応えを感じている。ただ、就任当初から掲げていた優勝という目標は未達成。本当の意味で『完全燃焼』するのはその時だとみる関係者は少なくありません」

 新庄監督の進退は自身が声をかけて入閣させた八木打撃コーチや山田バッテリーコーチらの去就にも関わる。新庄監督が退任することになれば、一緒に職を辞する可能性もある。さんざん待たされた挙げ句、ポストシーズン終了後に放り出されても、他球団の組閣はとっくに終わっている。解説者などの仕事も同様で、それこそ路頭に迷いかねない。

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