日本ハム新庄監督 やっぱり「育て方」に問題アリ?新人自主トレにすら目もくれない違和感

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「ちょっと育て方が違ったのかな」

 日本ハムの新庄監督が、ソフトバンクに加入した上沢(30)についてこう言って波紋を呼んだ。

「2年間、彼(上沢)と一緒にやって、ああいう決断を彼がした」と、古巣の日本ハムでなくソフトバンクに入団した上沢の育て方を間違えたというのだが、そもそも新庄監督に選手を育てる気があるのかとの声があるのも事実だ。

「昨秋のキャンプは全欠したほど。今年は1月8日のスタッフ会議に顔を出しただけで、新人の自主トレもほとんど見ていないそうですから」とは日本ハムOB。

 新庄監督は開幕投手に伊藤(27)、加藤、山崎(ともに32)の3本柱でなく昨年7勝(6敗)の金村(24)、開幕4番は万波(24)でもレイエス(29)でもなくプロ7年目の野村(24)を起用すると話している。

「いまひとつ殻を破れない選手を一本立ちさせたいという意図でしょうが……」と、前出のOBがこう続ける。

「新庄監督が彼らを我慢して使い続けるとは思えない。清宮然り、野村然り、将来の日本ハムを背負って立つ能力の持ち主ですら、結果が出なければさっさと二軍落ちさせますからね。一軍ですから結果がすべてのスタンスはある意味、当然ですけど、あれではチームの核になる選手、特に若手は育ちませんよ」

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