新庄日本ハムとっかえひっかえで目指すリーグV くすぶり続ける長距離砲も“ダメなら構想外”へ

公開日: 更新日:

 優勝に向け、本気も本気である。

 今季が就任4年目となる日本ハム新庄剛志監督(53)。連続最下位から3年目の昨季は2位と躍進するも、「僕の中では優勝できなかったら2位も3位も一緒」と言い、今キャンプでも「今年こそ優勝します」と宣言している。

 昨4日は二軍の沖縄・国頭キャンプで行われた紅白戦を視察。足の故障で昨季1年を棒に振った若林に「ケガしたら終わり。ケガをした時点で、プロ野球選手じゃないよ」と言うと、若林晃弘も奮起したのか、安打を放った。

「優勝を唯一にして最大の目標に掲げる今季は“トライアウト”並みのとっかえひっかえになるかもしれません」と、球団OBが続ける。

「就任1年目の2022年はチームの底上げのため、トライアウトと称して、ほとんどの支配下選手に一軍の試合を経験させた。もちろん、今季は勝負の年だが、それでも新庄監督は『レギュラーは全員白紙』と競争をあおっている。実際、昨季127試合で打率.256、12本塁打、49打点と活躍した三塁の郡司裕也や、97試合で.287、9本塁打、39打点の外野手の水谷瞬などは、ブレークしたばかりで実績に乏しく、計算が立つほどではない。彼らが期待通りの結果を出せばまだしも、そうでなければ『いい選手を片っ端から使っていく』という起用法になるのではないか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学