おとなしく長蛇の列のバカバカしさ…備蓄米狂騒は何から何までこりゃ、マンガだ

備蓄米が並び出したが、朝5時から並んで整理券、30分で売り切れというアホらしさ。庶民は怒るべきなのに、小泉大臣はヒーロー気取り。バカなTV局がプロパガンダを垂れ流し、肝心なニュースは押しやられ、刹那の狂騒が列島を覆う世にもおめでたい国、ニッポン。
小泉大臣“肝いり”の備蓄米が先月31日から店頭に並び始めたが、その狂騒には呆れるばかりだ。
早い人は深夜0時から並んでいたというのである。朝まで待って、整理券をもらって、ようやく、手に入れられるのは1世帯1袋。仙台市にあるアイリスオーヤマの店舗では朝から250人が並んでいたが、整理券をもらえたのは95人だったそうだ。古古米、古古古米が今や、プラチナチケットなのである。
それだけにゲットした人の喜びもひとしお。TVカメラを向けられると、「早く食べてみたかった」「安いのがいい」と相好を崩していたが、つくづく、日本人はお人よしだ。
改めて言うまでもないが、令和のコメ不足は自民党の大失政……
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り2,677文字/全文3,113文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】