高市政権
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(1)既得権益に切り込まないから金額が膨れ上がっている
高市首相が防衛力強化を打ち出した。防衛費を増額し、防衛費のGDP比2%を本年度に達成すると明言した。 この高市軍拡は成果を生むのだろうか。 それはあやしい。何のために強化するのか。増やした予算で何をするのか。どの分野...
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台湾有事を望んでいるのは米国の軍産複合体
日中間の緊張が急激に高まっている。集団的自衛権の行使に関わる「存立危機事態」をめぐる高市早苗首相の答弁を、中国側は「重大な内政干渉」だとして、「武力介入には報復を」と強調。政府高官らが挑発的な発言を繰り返し、経済面での対抗措置まで打...
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この国はやがて、いつか来た道 危ない極右政権に熱狂支持の恐ろしさ
存立危機事態をめぐる発言で、日中関係はかつてない緊張が高まっているが、そんな危ない首相に世論調査は熱狂支持。円安を放置し、絆創膏を貼るような支離滅裂経済政策にも大方が賛成だからビックリだ。勇ましい首相への冷静さを欠いた支持は「かつて...
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「不法滞在者ゼロプラン」で理不尽な強制送還が増えている
私が国会議員になって初めての仕事は、8月1日の初登庁の日に、反貧困ネットワークの瀬戸大作さんからの陳情を受けたことである。 瀬戸さんいわく、この夏の参議院選挙からの政治空白の間に、自民党が掲げた「不法滞在者ゼロプラン」により...
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トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない
「積極財政により国力を強くする」「財政の持続可能性を実現しマーケットからの信認を確保していく」──。高市首相は21日閣議決定した総合経済対策について、そう意気込んだが、「責任ある積極財政」どころか「無責任な放漫財政」に市場の反応は冷や...
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経済政策の柱は武器商人…孤独で危険な女、高市早苗の軍拡暴走
中国に余計なことを言って大変な国益を失っている高市政権は、非核三原則でも同様の啖呵を切るらしい。官僚答弁を読まず、自分で赤入れする全能感の危うさ、自己主張の怖さ。仲間はいないくせに「戦争国家」でまとまる異様な政権。 ◇ ...
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林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ
安定感に定評がある林芳正総務相が、ここへきて危うくなっている。 原因は「政治とカネ」の問題だ。週刊文春(11月13日号)が昨秋の衆院選を巡る、林陣営の選挙費用の不正疑惑を報道。陣営の選挙運動費用収支報告書には、計269人に約...
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日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」
物価高対策と称する大型補正の規模と中身が出てきたが、いきなり子ども手当を復活させ、おこめ券でごまかすなど、前代未聞のその場しのぎと人気取り。 その裏で軍拡予算を膨張させ、ガソリン暫定税率廃止の財源は先送り。「責任ある」は舌先...
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高市政権の放漫財政が引き起こすジレンマ…バラマキ経済対策がさらなる物価高を後押し
高市政権にとって初の総合経済対策が21日閣議決定。高市首相は喫緊の課題として物価高対応を掲げるが、その要因となる円安は加速の一途だ。11月20日も一時1ドル=157円台後半と約10カ月ぶりの安値をつけた。 10月の自民党総裁...
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高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン
日本政府に事態収束のための具体的な戦略はあるのか。多くの国民は疑問を感じているに違いない。 集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」を巡り、高市早苗首相(64)が台湾有事も該当し得ると国会で答弁した問題のことだ。 台...
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「まだ足りない」と自民党…トリプル安でバラマキ補正に「トラス・ショックの二の舞か」と市場戦慄
リフレ派を集め、バラまけば、景気が上向くという単細胞と選挙目当ての下心、米国にすり寄る軍拡爆買い、すべてが邪な巨額補正を市場が容認するのか。トリプル安加速ならば、トラス政権の二の舞いだ。 ◇ ◇ ◇ 「責任ある積...
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二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ
訪日自粛に続き、19日は日本産水産物の輸入停止と、中国政府の報復措置は日に日に過熱。台湾有事は「存立危機事態」になり得るとした高市首相の国会答弁に端を発した日中の緊張が、抜き差しならない事態に発展してきた。 こんな時こそ緊張...
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防衛費またも“使い残し”今年度は1172億円…それでも補正予算で前倒し増額の愚
防衛費の使い残しが、また1000億円超もあったことがわかった。 防衛省が18日に2024年度決算を公表。予算計上した9兆6521億円のうち、使い残した「不用額」が1172億円だった。理由について、木原官房長官は記者会見で「防...
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高市首相の台湾有事めぐる国会答弁に中国が大激怒のワケ…イキる親衛隊も読むべき「日中共同声明」の中身
女性初の総理大臣に就任してから1カ月。働いて、働いて、働いた結果、得られたのは「隣国との友好関係ブチ壊し」と「兆円単位に及ぶ経済的損失」とはいただけない。 集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」を巡り、台湾有事も該当し得る...
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高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」
高市政権は21日(金)にも経済対策を閣議決定する予定だ。対策の規模は17兆円を超える見通し。“目玉政策”は、地方自治体が自由に使い道を決められる「重点支援地方交付金」の拡充だ。予算規模は約6兆円に上るという。 高市政権は、こ...
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円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら
「責任ある積極財政」などと嘯いていたが、その「言葉遊び」を市場に突かれ、みるみる進む円安、金利高。 その一方で、電気代支援、食料支援をばらまいたところで、付け焼き刃。威勢はいいが「言葉だけ」が宙に浮く高市流に市場の洗礼と暗雲。...
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高市愚策「おこめ券」配布で米価が下がるわけがない
高市政権が防衛費の増加に前のめりだ。2022年に5.4兆円だった防衛費は25年には8.7兆円まで増えたが、2年前倒しして11兆円まで上げようとしている。さらに安保3文書改定で防衛費を増やすが、トランプの要求どおり対GDP比3.5%ま...
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「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運
「台湾有事で集団的自衛権の行使」の意味が分かっているのか。首相が安易に踏み込み、中国の対応への反感から、国民もイケイケドンドンの恐ろしさ。 安直な質問も含めて、大メディアの報じ方も大問題だ。 ◇ ◇ ◇ ...
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【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上
「アイツがいないと話にならないんだ」 自民党幹部がそう語るほど信頼を寄せる人物がいる。高市政権の陰の実力者・日本維新の会の遠藤敬首相補佐官(57)。高市早苗首相(64)と維新とのパイプ役だ。 遠藤氏は高卒後、うどん屋経...
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高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に
高市政権に新たな火種だ。林芳正総務相に「政治とカネ」の問題が浮上している。 問題を最初に報じたのは「週刊文春」(11月13日号)。昨秋の衆院選を巡る、林陣営の「選挙運動費用収支報告書」には、計269人に約316万円の「労務費...
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自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ
やはり怒っているのか、それともただの牽制か──。自民党の麻生太郎副総裁(85)が、高市政権の経済政策に異論を唱え、関心を呼んでいる。 高市政権は、この臨時国会で巨額の補正予算案を成立させる方針だ。13日に開かれた自民党の会議...
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高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり
懸念された外交デビューを無難にこなし、評価を上げたはずの高市首相の手腕はやっぱり不安だらけだ。政権発足から3週間が経過。首脳会談を持ちかけた北朝鮮には案の定無視され、中国とは舌禍でこじれた。ウクライナ侵攻に起因する経済制裁でへたるロ...
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くすぶる1月解散説…円安放置で物価高対策のマッチポンプ
与党にすり寄る野党へのご機嫌取りで、国民負担を減らすというバラマキ加速の高市政権。この間、円は対ドルで8円も安くなり、歯止めがかからない円安地獄。「まだデフレ」と言い続け、インフレ政策を続けながらバラまくのは選挙対策なのか、という疑...
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高市首相が官房副長官人事「撤回拒否」…「今の自民党は回らない」の自業自得と「働いて返す」の意味不明
「自民党は老壮青、人材の宝庫です」 高市早苗首相(64)が“師”と仰ぐ故・安倍晋三首相が多用していた言葉だが、今の自民党は明らかに人材が「不足」「払底」しているのではないか。内閣と参院のパイプ役を担う官房副長官に佐藤啓参院議...
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どうりで危機を煽るだけだ…高市成長戦略の核は「武器商人」
国会で野党から何度も撤回を求められても撤回しない高市「存立危機事態」答弁。最悪の事態を想定し、軍拡に邁進し、武器輸出やサイバー対策を成長戦略の要に据えて、「世界に咲き誇る、軍事国家を描いているのか。トランプでも「台湾有事はない」と言...
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「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得
独自カラーにこだわる高市首相の国会答弁が無用な軋轢を引き起こしている。集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」をめぐり、台湾有事に言及したものだから、中国が激怒。それにキレた与党が同じ土俵に上がって中国外交官の国外追放を言い出し、対...
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高市首相に決定的に欠ける「過ちては改むるに憚ることなかれ」の姿勢…シカ発言、N党との参院会派問題で詭弁の繰り返し
11月に入り、衆参両院で本格的な論戦が始まった。 物価高対策やガソリン税の暫定税率廃止、衆院の定数削減、医療・介護分野の支援策……など山積する課題について多くの国民が早期の具体策を待ち望んでいる中、注目を集めているのが女性初...
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高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然
「デフレを脱却したとは言えない」──11日の衆院予算委員会でそう答弁したのは高市首相だ。「足元の物価動向を見るとデフレの状況にはない」と言いながらも、賃金上昇の持続性などを総合的に考慮した慎重な判断が必要なことから「日本経済が再びデフ...
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高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈
早くも“下方修正”か。 10日開かれた衆院予算委員会に高市首相と全閣僚が出席。野党からは、日本維新の会が連立の「絶対条件」とした「衆院定数の削減」について質問が飛んだ。 連立合意書には「(開会中の)臨時国会において議...
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野党から撤回要求、次々に綻び…国会答弁でもう露呈「高市公約」怪しい裏付け
予算委員会では本格的な与野党の論戦が始まったが、露呈したのは積極財政の無責任ぶりや存立危機事態を巡る軽々しさ。自維連立合意のいい加減さや奈良のシカまで攻め込められて、付け焼き刃の底の浅さがあちこちに。こりゃ高支持率は最初だけという予...
