高市政権
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「早期解散」の誘惑に駆られる高市首相…臨時国会後半の攻防が大きなヤマ場
高市連立政権は順調な滑り出しである。週明け本格論戦を前に、すでにガソリン暫定税率廃止や高校授業料無償化にメドがつき、連立合意の進捗状況をチェックする「自維政策調整協議体」の設置も決め、国民世論の自維連立に対する期待値は高く、内閣支持...
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維新スキャンダルの行方も注目…高市バブルからの逃げ時はいつだ?
積極財政と高支持率、言いなりの日銀を見て、株価が急騰しているが、このバブルはいつまで続くのか。少数与党で、代表からして醜聞まみれの維新と組んで、軍拡補正を通せるのか。米中火種も先送りしただけ。プロは逃げ時を見定めている。 ...
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高市首相は“責任ある積極財政”を掲げるが…日銀に代わる国債の受け皿はあるのか
「この内閣では『経済あっての財政』の考え方を基本とします。『強い経済』を構築するため、『責任ある積極財政』の考え方の下、戦略的に財政出動を行います」 10月24日の所信表明演説で、高市早苗首相はこう強調した。成長戦略のためには...
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米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制
いまごろ、高市首相は頭を抱えているのではないか。「サナエノミクス」について、アメリカから「ノー」を突きつけられたからだ。 トランプ米大統領とともに来日したベッセント米財務長官が、29日、X(旧ツイッター)にこう投稿した。 ...
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維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑
高市政権の爆誕に力を貸した日本維新の会を「政治とカネ」の問題が直撃だ。火ダルマになっているのは藤田文武共同代表。しんぶん赤旗日曜版(電子版=29日配信)に公設秘書への公金還流疑惑を報じられ、釈明に追われている。維新は「身を切る改革」...
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Xフォロワー90万人の人気者は「嫌メディア」で公明党とも絶縁
高市人事の目玉のひとりだ。閣内最年少の女性大臣のうえ、新設された外国人政策担当を兼任する。就任会見では「排外主義に陥ってはならない」としたうえで、「ルールを守らない外国人に対し厳格に対応」していくと発言していた。過去の言動から、不安...
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高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音
“泥舟から下りるな”ということか。 自民党と日本維新の会の幹事長、政調会長、国対委員長が29日、都内で会談。自維連立政権の合意書に記した12項目の政策について進捗を管理する「与党実務者協議体」を設置する方向で一致した。 ...
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トランプ大統領を「最高のアゲアゲ気分」にさせた高市首相のヨイショ外交と「日本を舐めるな」という支持者が沈黙の不思議
「世界中がトランプヨイショ合戦。世界のトレンドになっている」 フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏(70)が自身のYouTubeチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」を更新。トランプ米大統領(79)に対する各国の外交姿勢などについて持...
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ヤジ肯定派vs否定派の場外バトル過熱…議場で「恥ずかしいヤジ」を繰り返していたのは“高市首相の師”故・安倍元首相
「暫定税率廃止のスピードが後退しているぞ」「裏金問題の全容を解明しましょう」「現役世代からおカネ取らないでください」——。24日に所信表明した高市早苗首相(64)の演説中、本会議場に激しいヤジが飛び交ったことに対する賛否両論の声が今も...
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周囲の評判は“ミニ高市早苗”、弱点は「クソ真面目」なこと…飲み会でも安保関連の話題
総裁選で高市首相の勝利に貢献した旧茂木派所属で、信条も高市ソックリのタカ派。高市本人は以前から「総裁選に勝利したら官房長官は木原さんにやってもらいたい」と漏らしていたという。安倍元首相も未来の首相候補になり得ると目をかけていた。 ...
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小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明
「大丈夫か?」「務まるのか?」と心配されている“軽量級”防衛大臣がさっそく危ない発言だ。小泉進次郎防衛相は26日、NHK「日曜討論」に出演。現状、制限されている殺傷能力のある武器輸出の全面解禁に前のめりだったのだが、さすがセクシー防衛...
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本当は何がやりたいのか? 鎧を隠した高市新首相の所信表明演説に野次と怒号
高市新首相が所信を表明したが、物価高対策、経済政策に新味なし。肝は日米軍事同盟の強化だろう。トランプに媚びるために防衛費を前倒しで拡大し、安保3文書も改定。触れなかったが日本版CIAの確立、スパイ防止法準備など、着々だ。見えてきたタ...
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森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判
元タレントで自民党の森下千里衆院議員(44)が10月23日、自身のXで「環境大臣政務官」に任命されたことを報告。森下氏は、《気候変動や資源循環に加え、熊の被害やメガソーラー問題をはじめとし、再生可能エネルギーの在り方といった、今、地...
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「食料品の消費税廃止」は検討前から先送り…早くも始まった高市政権の「嘘」「裏切り」「粛清人事」
「騙す奴より、騙される奴が悪い。それが永田町のルールだ!」 著名な政治評論家だった故・浅川博忠氏が記した「裏切りと嫉妬の『自民党抗争史』」(講談社+アルファ文庫)は自民党内の派閥抗争や裏切り、駆け引きを描いたノンフィクションだ...
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高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治
「高市さんが総裁選期間中に言っていた『ジャパン・イズ・バック』とは『アベ・イズ・バック』だったのか……」 高市首相が発令した官邸スタッフの人事について、永田町でそんな声が上がっている。驚くほど「安倍官邸」を真似しているからだ。...
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この国はどこに向うのか…高市新首相を熱狂支持する世論の怖さ
高市新政権に目を剥くような高支持率。積極財政で株価が上がり、「強い日本」で防衛費拡大。外国人への規制強化が当たり前のように支持される世論にはちょっと背筋が寒くなる。タカ派首相の政策の前提は正しいのか。冷静な検証と監視が必要だ。 ...
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吉村代表は連日“ドヤ顔”、党内にも高揚感漂うが…維新幹部から早くも「連立離脱論」噴出のワケ
「党内は高揚感に包まれています」 日刊ゲンダイにこう語ったのは、日本維新の会の関係者だ。21日に自維連立政権が発足して以降、吉村洋文代表が連日テレビで“ドヤ顔”を浮かべ「日本を前に進める」などと発言。「議員定数の削減」といった...
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高市政権は「安倍イタコ政権」か? 防衛費増額、武器輸出三原則無視、社会保障改悪…アベ政治の悪夢復活
自民党にとってはヤレヤレというところか。 共同通信社が21、22両日実施した全国緊急電話世論調査で、21日発足した高市内閣の支持率が64.4%となり、直近の内閣の発足時(石破内閣50.7%、岸田内閣55.7%)を上回ったと報...
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さすがに大メディアもケチョンケチョン…パッとしない組閣に加え密室連立の脆さ、危うさ
タカ派色だけが際立っているが、パッとしない超地味組閣の高市政権。その成立の過程を各紙が一斉に書いているが、密室で急ごしらえだった自維連立。裏側を知れば知るほど、この政権は薄氷だ。 ◇ ◇ ◇ 「ガラスの天井」をやっ...
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高市首相が副大臣・政務官に「裏金議員」7人登用の裏側…いわくつき「旧安倍派」がゾロゾロ
「裏金事件はもう終わった」──高市首相はそう考えているようだ。 高市政権は22日の臨時閣議で、副大臣26人と政務官28人を決定。うち、裏金事件の“震源地”である旧安倍派に所属していた議員が7人に上った。 旧安倍派出身の...
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また日本中がブラック企業だらけになる…高市首相が案の定「労働時間規制」緩和指示の醜悪
全国の労働者はいまから要警戒である。かつてのような「長時間労働」が当たり前だった時代に逆戻りする恐れが出てきたからだ。 自民党の総裁に選ばれた時、高市氏は「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てる。働いて働いて働いて働...
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円安加速で「サナエノミクス」は誰も喜ばず…前門のトランプ大統領、後門の片山さつき財務相で包囲網
高市政権の本格始動と共に一時は史上初の5万円突破に近づいた日経平均株価の高騰は一段落。22日は3日ぶりに反落したが、円相場は1ドル=151円台後半に下落し、高市トレードの円安加速は継続中だ。 金融緩和を志向する高市首相のサナ...
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片山さつき氏が財務大臣就任でタレントとの“二足のわらじ”はどうなる? かつてのギャラは年1500万円とも
高市早苗内閣で、財務相に起用された片山さつき氏(66)が芸能プロに“所属”していたことで話題になっている。エジプト出身のタレント、フィフィ(49)がXで「財務省の裏の裏まで精通している片山さつきさんですからね、高市さんの本気度!すご...
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ネット右翼は公明党の代わりになり得ない
自公連立解消は歴史的出来事であったが、一方で連立解消に手放しで喝采を送るのが高市支持のネット右翼(ネット保守とも)界隈である。一説には一小選挙区当たり2万票ともされる公明党支持層(全国で約600万票)がごっそりと抜け落ちると、当落線...
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高市新内閣発足 歴史の暗転か超短命か…本性をあらわにした極右政権の正体と今後(後編)
それにしてもおかしな話だ。衆参両院の選挙で惨敗した自民党の党員数は約103万人(2024年末)で、日本の全人口(約1.2億人)の1%にも満たないのだ。 その連中が残り99%を占める国民の生活そっちのけで総裁選とバカ騒ぎ。 ...
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高市新内閣発足 歴史の暗転か超短命か…本性をあらわにした極右政権の正体と今後(前編)
第219臨時国会が21日召集され、自民党の高市総裁が衆院本会議の首相指名選挙で第104代首相に選出された。女性の首相就任は憲政史上初めてとなる。 組閣を経て臨んだ深夜の会見で、高市は「この内閣は決断と前進の内閣だ。あらゆる政...
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“仕切り直し”投資の必要あり…「高市トレード」は一時のテーマ、海外勢は首班指名に興味なし
高市トレードが再燃か。日経平均は5万円突破を目指しているとの見方が有力ななか、株価水準は着実に上昇。年内達成を予想する市場関係者は増えてきた。一方で、「高市トレードに振り回されるのはごめんだ」との声が個人投資家から漏れてくる。ここら...
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高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情
「総裁にはなったが、首相になれないかもしれない女と言われている、かわいそうな高市早苗」と自虐ネタを飛ばした1週間前とは打って変わった様子だった。自民党の高市早苗総裁は20日、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)と連立合意。共同会見...
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“高市トレード”再燃で日経平均4万9000円突破も…国民不在の「ネオ・アベノミクス」で生活苦は加速する
ヤマトの国育ちの「奈良の女」の執念が実り、自民党の高市総裁の首相就任が確実となって「高市トレード」が再燃している。21日の日経平均株価は、前営業日比130円56銭高の4万9316円06銭と続伸した。20日には株価が爆騰。前週末比16...
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首相補佐官に就く遠藤敬氏に世間は「Who?」…維新の国対委員長が連立政権「キーマン」のワケ
高市自民党と日本維新の会による連立政権樹立で、「キーマン」とされる議員にスポットライトが当たっている。維新の遠藤敬国対委員長(57)だ。 維新は連立を組んでも「閣外協力」として閣僚は出さないが、代わりに遠藤氏が高市官邸入りし...
