落語
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「笑いのコツみたいなものを心得てたので、ご飯を食べるのに苦労しないだろうと…」
昇也は1982年生まれで千葉県野田市出身。春風亭という同じ亭号の一之輔と同郷である。 「血はつながってませんが、遠縁の親戚です」 落語家同士が縁戚関係というのは珍しい。最初から落語家志望だったのか。 「最初は漫才...
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弟子・昇也の真打ち昇進に付き添う春風亭昇太「ひと言で言うと面倒くさい(笑)」
このたび、春風亭昇太の弟子の昇也が真打ちに昇進、5月1日から披露興行が始まった。現在は浅草演芸ホールで開催中だ。そこで、師弟そろって、大いに語ってもらった。まずは師匠から、弟子の真打ち披露について伺おう。 ◇ ◇ ◇ ...
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繁昌亭の厳格なルール「トリは大阪の落語家が落語を演じること」
染雀は桂あやめが座長の、「花詩歌タカラヅカ」というグループに入っている。 「兄弟子の花丸さんが大の宝塚ファンで、同じファンのあやめさん、笑福亭生喬さんと僕の4人で、宝塚歌劇のパロディーみたいなショーをやったのが始めです。初演は...
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「姉様キングス」結成秘話…「何とか元取らなあかんな。一緒に何かしよか」
入門した染雀の師匠、染丸は、落語の稽古をしてくれたのか。 「はい。実に丁寧な稽古でした。3人の弟子それぞれマンツーマンで稽古してくれはります。最後の『上げ』の時は、ビデオ撮影して、映像を見ながらダメ出しをする。『ほら、ここがあ...
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卒業式直後に弟子入り志願 師匠はニヤッと笑って「来ると思うてたわ」
染雀には、芸能と関わりがある血族がいた。まず、父方の祖父母である。 「祖母は京都の花街、宮川町の芸妓でした。祖父は一時、大衆演劇の役者をしていた時期があったそうで、それも女形で」 染雀が桂あやめとのユニット、姉様キング...
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浪人期間も「予備校で勉強する合間を縫って落語会に行ってました」
染雀が高校時代に初めて生の落語を聴いたのは島之内寄席だった。亡き笑福亭松鶴の肝いりにより、1972年にできた東心斎橋の寄席で、日本基督教団島之内教会内にある。 「当時は、トリが松鶴、中トリが仁鶴とか、トリが米朝、中トリが枝雀な...
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日テレが「笑点」についにメス! 林家三平の大喜利「卒業=戦力外」しかも秒読みだった
落語家・林家三平(51)が、「笑点」(日本テレビ系)の大喜利メンバーを年内で卒業することが明らかになった。三平は番組の最後で「2代・三平、今年をもって、いったん笑点を離れます。勉強し直して参ります」と自ら明らかにした。16年5月にレ...
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日テレ「笑点」林家三平にメスは入るか 加入から5年目でもキャラを確立できず
林家木久扇:芸術の秋とかけて、三平さんの答えを聞いた時と解く。 春風亭昇太:その心は? 林家木久扇:……え(絵)? 番組開始から56年目に突入した「笑点」(日本テレビ系)は最近も世帯視聴率14%前後を獲得...
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故・柳家小三治さんが貫いた「孤高の芸道」 演芸評論家が振り返る“師匠に怒られたある質問”
江戸落語の大看板、人間国宝の柳家小三治さんが今月7日、都内の自宅で心不全のため亡くなっていた。享年81。 「何事にも迎合することを嫌い、派手を好まず、極めて芸人らしからぬ、孤高の噺家でした」とコメントした落語協会会長、柳亭市馬...