「姉様キングス」結成秘話…「何とか元取らなあかんな。一緒に何かしよか」

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 入門した染雀の師匠、染丸は、落語の稽古をしてくれたのか。

「はい。実に丁寧な稽古でした。3人の弟子それぞれマンツーマンで稽古してくれはります。最後の『上げ』の時は、ビデオ撮影して、映像を見ながらダメ出しをする。『ほら、ここがあかんのや』と指摘されると、至らないところがよくわかりました」

 常打ちの寄席がない大阪の落語家は、自分で会を開かねばならない。

「それも師匠は親切で、毎月開く師匠の会に弟子を出してくれる。師匠の噺を袖で聞けるし、自分の噺を聞いてもらえる。ありがたかったですね」

 染丸が得意とする音曲噺、芝居噺にはお囃子が入る。日舞の振りが入ることもある。そこで染雀は三味線と日舞の稽古を始めた。

「三味線は長唄の今藤で、日舞は藤間で習いました。長唄はすぐうたえましたから、音感はよかったみたいです」

 入門して7年目、桂あやめとのユニットにより、三味線の素養が生かされることになった。

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