浪人期間も「予備校で勉強する合間を縫って落語会に行ってました」

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 染雀が高校時代に初めて生の落語を聴いたのは島之内寄席だった。亡き笑福亭松鶴の肝いりにより、1972年にできた東心斎橋の寄席で、日本基督教団島之内教会内にある。

「当時は、トリが松鶴、中トリが仁鶴とか、トリが米朝、中トリが枝雀なんて、凄い顔ぶれのことがありました。そこで林家染丸(当時は染二)の『蛸芝居』を見て、『もし落語家になるなら、この人の弟子になろう』と思いました。ただ、高校を卒業してすぐにとは思わなかった。進学校だったので、大学に入るのが当然と思ってましたから」

 志望校は国立の大阪大学美学科だった。

「演劇を学ぶ学科に入りたかったので、そこしかなかったんです。結局2浪しましたけど、2年の浪人期間は無駄ではなかった。予備校で勉強する合間を縫って落語会に行ってました。1年目なんか100回以上も通い、毎回綿密なメモを取ってたくらい。それが落語家になってから血肉になったと思うてます」

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