繁昌亭の厳格なルール「トリは大阪の落語家が落語を演じること」

公開日: 更新日:

 染雀は桂あやめが座長の、「花詩歌タカラヅカ」というグループに入っている。

「兄弟子の花丸さんが大の宝塚ファンで、同じファンのあやめさん、笑福亭生喬さんと僕の4人で、宝塚歌劇のパロディーみたいなショーをやったのが始めです。初演は繁昌亭の公演で、『ベルサイユのばら』でした。それがおもろいと評判になり、徐々に仲間が増えていって、現在は10人でやってます。東京からは、志らく門下のらく次さんが参加。彼も熱烈な宝塚ファンで知られます。それぞれが『ジェンヌ名』といわれる宝塚風の芸名を付けるのに、住んでいる場所をもじった。僕はさざなみプラザというマンションに住んでいるので『さざ波の乃』で、あやめさんは天王寺区逢坂の住人なので『逢坂夕陽』といったあんばいです」

 繁昌亭には、上方落語協会の先代会長、桂文枝が決めた厳格なルールがある。それは、「どんな会でも、トリは大阪の落語家が落語を演じること」というものだ。

「東京からどんなに偉い大師匠を招いて会を開いたとしても、トリは上方落語協会員が務めねばならない規則です。もちろん大喜利や色物芸もいけない。そやから、宝塚歌劇のパロディーショーで終わるのは、本来なら認められなかったはずなのに、例外中の例外としてなぜか許されて、毎年のようにやらせてもらってます。文枝師匠も宝塚ファンやからかなあ」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「風、薫る」“シマケン”はブーイングも…Aぇ! Group佐野晶哉には「オファー増」の追い風

  2. 2

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  3. 3

    “世界ランク1位”の座を捨てて甲子園へ 享栄・上江滝拓未「将来はプロかバスの運転手」

  4. 4

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 5

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  1. 6

    りくりゅう“ジュニア”に早くも金メダル期待 一般家庭の子にはない「血」と「資金」の強み

  2. 7

    高市政権が国民資産「強奪」計画! 現預金1100兆円を狙い撃ち、放漫財政のツケを庶民のフトコロに押しつけ

  3. 8

    ビートたけし&島田洋七「ほとんどリタイア」の現在地…「おお元気か?」と連絡し酒を酌み交わす

  4. 9

    日本ハムは「レイエス流出阻止」が最優先課題 優勝争い&新庄監督の去就以上に重大なワケ

  5. 10

    警察は田岡邸を没収し、兵庫県や神戸市の持ち物にしたらどうだ