麻生副総裁への飛び火を防ぐため? 福岡県議会の議長ポスト金銭授受疑惑に自民党本部の後手

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「福岡県連で調べていただくことが重要なことだと。必要があれば県連から報告を受けたい」

 自民党鈴木俊一幹事長は、7月13日、福岡県連幹部らと党本部で面会した後、記者会見でそう語った。いま、福岡県議会の自民党に新たに政治とカネの疑惑が噴出し、全国ネットのワイドショーまでもが取り上げるなど大騒ぎになっている。この件について、鈴木幹事長らが事情を聴いたのだった。

 疑惑とは、福岡県議会の正副議長ポストめぐって金銭授受が慣例的に行われていたというもの。「議長や副議長になりたいなら最大会派の自民党県議団幹部にカネ、いわば上納金を収めろ」という仕組みだ。

 今回、議長経験者で当時自民党だった吉松源昭県議(58)が、議長に就任する前年の2019年10月に当時の党県議団幹部に金銭を要求され1000万円を支払ったと告白、証言したのがきっかけ。吉松氏は「他会派への根回しの名目だった。カツアゲされたようなもの。逆らえば排除される、支払わなければ冷遇され、自民党から出されると思った」と話した。

 この他にも過去の正副議長経験者合わせて5人が金銭を自民党幹部に支払ったと相次いで証言。「慣例だった」「ポストに就けるのなら仕方ないと思った」などと話している。

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