東京都連でも!収支報告書の不記載発覚…自民党こそ「インボイス制度」を導入するべき

公開日: 更新日:

 東京都選挙管理委員会が21日に公表した2023年分の政治資金収支報告書で、自民党東京都支部連合会(都連)が、20万円を超えるパーティー券を購入した3団体258万円分について収支報告書に記載していなかったことが分かった。

 政治資金規正法はパーティー1回につき、一つの団体や個人から20万円超の支払いがあった場合、氏名や住所、金額などを記載するよう規定。都連は23年1月30日、都内ホテルで政治資金パーティー「東京政経フォーラム」を開き、8586万円の収入があったが、元衆院議員の若宮健嗣元万博相(63)の資金管理団体「若宮けんじ後援会」が会費として支出した200万円や、業界団体でつくる二つの政治連盟が支出した32万円と26万円の会費が不記載だったという。

■裏金問題を受けて議席を大量に失ったにもかかわらず、懲りてない

 都連は今後、収支報告書を修正するとしているのだが、同様の事案は昨年11月も発覚。都連と都議会自民党が2022年のパーティー収入の一部を記載しておらず、朝日新聞の集計では少なくとも計708万円分の不記載があったという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い