自民党ニンマリ…参院「裏金議員27人」出席の政倫審をNHKは“9時間”生中継するのか?

公開日: 更新日:

 はたしてNHKは「裏金」をつくっていた自民党参院議員の「政倫審出席」を生中継するのだろうか──。

「裏金」をつくっていた自民党の参院議員27人が4日、突然、政倫審に出席する意向を示したが、そのうち23人が「非公開」を求めていることに批判が噴出している。

 自民党によると、27人のうち、非公開を求めている議員が23人、幹事会に対応を一任するとした議員が2人、公開で臨むとした議員は2人だったという。27人は全員、安倍派だ。

 誰が「非公開」を求めているのか、自民党は名前を明らかにしていない。

「3月に政倫審が開かれた時も、自民党の参院議員32人が出席を求められましたが、応じたのは3人だけでした。政倫審出席は任意ですからね。なのに、いまになって、我も我もと雪崩を打って出席を表明しているのは、次の選挙で非公認となることを恐れているからでしょう。10.27衆院選では、政倫審に出席しなかったことを理由に非公認とされましたからね。来年、選挙を控える参院議員にとって政倫審への出席は、まさに死活問題ということです」(政界関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  2. 2

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  3. 3

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  4. 4

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  5. 5

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし

  1. 6

    ホタテ漁で栄華を極めた北海道猿払村は中国への輸出停止でどうなった?漁師はメディアに“警戒モード”

  2. 7

    「プーチン心停止で影武者代行」情報…訪中大失敗のストレス、ロ国内に広がる大統領5選は無理の空気

  3. 8

    飛び交う玉木雄一郎代表「12月辞任説」…国民民主党ついに倫理委員会で“グラドル不倫”調査

  4. 9

    防衛網は大丈夫か? 危惧される日本のデジタル脆弱性…競争力ランクは中国、韓国より下位

  5. 10

    ジャパンモビリティショーで「LDK+」披露も…シャープEV事業で見えた半歩先の不安

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  3. 3

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  4. 4

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  5. 5

    【独自】江角マキコが名門校との"ドロ沼訴訟"に勝訴していた!「『江角は悪』の印象操作を感じた」と本人激白

  1. 6

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  2. 7

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 8

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール