Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る
Netflixで配信中の故・田村正和主演の推理ドラマ「警部補 古畑任三郎」が話題になっている。警部補・古畑任三郎が抜群の推理力で犯人を追い詰めるスリリングなストーリーもさることながら、SMAPやイチローなど、著名人が犯人役としてゲスト出演することも有名で、現在も人気の高いシリーズである。
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数ある話のなかでも“神回”として定評があるのが、歌舞伎役者の澤村藤十郎が骨董商“春峯堂のご主人”役として出演する「動機の鑑定」だ。ちなみに、春峯堂のご主人は作中で唯一本名が明らかではない犯人でもある。放映された1996年当時、「開運!なんでも鑑定団」がブームだった影響を受けて制作されたと推測されるが、エンディングテロップを見ると、実際の古美術商が監修を行っている。
そのためか、物語や設定がかなり作り込まれている。春峯堂のご主人が営む店も、いかにも都心にある富裕層や好事家向けの骨董店という趣があるし、美術品の競りの風景などもかなりリアルに再現されている。そして、古畑が春峯堂のご主人を追い詰めるカギになるのが、業界特有の骨董用語なのだ。そういった点で、骨董好きの視点で見ても楽しめる一作になっている。
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