著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

親のパンツがおむつになる覚悟…大人のおむつについて真剣に考える

公開日: 更新日:

 人間は生まれて3~4年は排泄を自分でコントロールすることが難しく、おむつのお世話になる。小も大もそのまま出し、汚れれば誰かがきれいに拭いて新しいものに交換する。その誰かとはもちろん親だろう。

 初産だと尿や便には戸惑いがあったろうが、子育て中は誰もが通る道。可愛い我が子のため、元気に育ってもらうには必要なことと頑張ってきたはず。

 では、自分の親がおむつをはくようになったら……。介護を必要とする状態になり、購入から装着、清拭、交換まで自力でできなくなったら誰がするのか?

 親が病院や介護施設に入っているなら家族がその役割を担うことはない。在宅でも介護認定があれば、以前紹介した訪問介護員(ホームヘルパー)にお願いすることができる。ただ、突発的な漏れや排便に24時間体制で対応してもらうのは無理がある。

 在宅介護という場面で考えれば家族が対応するしかない。同居なら子供がすべきケースも増えてくる。しかし、理屈ではわかっていても子供は「親のおむつ交換などしたくない」と思い、親も「子供にやってもらうくらいなら見知らぬ他人の方が気楽」との声が多数を占める。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風