近づく米中間選挙 米中首脳会談で見え隠れしたトランプ大統領の思惑
トランプ大統領と習近平国家主席はAIについても会談している。習氏は「双方には競争もあるが、それ以上に協力の余地がある」「引き続きAIに関する対話を進め、AIの乱用や悪用を共同で防止していくことができる」と語った。中国側の発表によると、トランプ氏も「米中は対話を維持し、協力を強化すべきだ」と語ったという。
またホワイトハウスはAIの呼称を「スーパーインテリジェンス(超知能、SI)」にすることで両首脳が合意したと発表。米中首脳がAIに関する不測の事態に対応するための「連絡窓口」を設置することでも合意した。冷戦時代の米ソの核ミサイルの「ホットライン」創設を彷彿させる。
米中首脳会談は、各社の報道上は波乱なく終了した。習国家主席の権力基盤は盤石だが、トランプ大統領は11月3日の中間選挙を控えて、共和党が議会で多数派を維持できるか気掛かりだろう。大統領令である程度、政策を実行できても連邦議会の承認が必要な法案は成立が困難となるからだ。
世界経済にも影響する米国の中間選挙。中国、いや世界がその選挙結果を予想し動き始めていよう。



















