ビートルズ
-

『ドキュメント72時間』に出ていたビートルズ青年、がんばれ
5月22日放送の『ドキュメント72時間~渋谷"音楽の塔" みんなのプレイリスト』見ましたか? 「渋谷"音楽の塔"」とは渋谷タワーレコードのこと。72時間、カメラを回し続け、あの巨大なフロアに集う、お客さんにインタビューしていく...
-

『イン・マイ・ライフ』のけれん味ないリズムが「老成」した歌詞とぴったり
1曲目(無料)から読む ■『イン・マイ・ライフ』 「老成」という言葉が浮かんでくる曲である。 このときジョンは弱冠25歳。でも今の25歳とは違う。戦後生まれで、当時まだ10代後半だったベビーブーマーが世界中にうよう...
-

『ミッシェル』はコード進行も歌詞も仏語も甘~い「昭和のポピュラー」
1曲目(無料)から読む ■『ミッシェル』 ポールの『ドライヴ・マイ・カー』に対して、ジョンが『ひとりぼっちのあいつ』で応戦。そしてポールが次に繰り出すのは、この『ミッシェル』である。 おそらくは、このアルバムの中...
-

『デイ・トリッパー』の名カバー、珍カバーを探せ
ビートルズ『デイ・トリッパー』は、その独特の音楽性で、カバーされやすい楽曲、カバーしたくなる楽曲だと思います。 音楽性のキーは、何といっても、その奇妙なリフ。 「♪ミーーソ・ソ#シミレ・ーーシファ#・ーシレミ」(ミ=E...
-

『ひとりぼっちのあいつ』25歳の「虚無男」がロック界の曲がり角をもたらした
1曲目(無料)から読む ■『ひとりぼっちのあいつ』 前回取り上げたポールの傑作『ドライヴ・マイ・カー』に対して、ジョンは、この『ラバー・ソウル』で、暗い暗い『ひとりぼっちのあいつ』と、枯れた枯れた『イン・マイ・ライフ』を...
-

『ドライヴ・マイ・カー』凝りに凝った変態ハーモニーこそが中期、第2期だ
1曲目(無料)から読む ■『ドライヴ・マイ・カー』 これですよ、これ。これぞ『ラバー・ソウル』ですよ。奥さん。 中期というか第2期ビートルズへの変貌を高らかに宣言するアルバム1曲目である。 まず驚くのが、...
-

Googleマップで行くビートルズ観光ツアー(リバプール、ロンドン編)
ふと思い立ったのです。Googleマップでイギリスに行ってみようと。 1990年の2月、「卒業旅行」として私は、イギリスとフランスに行きました。バブル経済絶好調の頃です。学生の分際で、海外に行くのが当たり前だったのです。 ...
-

アメリカ音楽からの解放が「新たな創造」につながった
1曲目(無料)から読む いよいよビートルズ第2章である。 このアルバムに、翌1966年の『リボルバー』、そして『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(67年)は、いわゆる「中期ビートルズ」の、いわ...
-

『アイル・ゲット・ユー』は「ゲッチュ」と「イエイ」を日本に鳴り響かせた最初期の曲
1曲目(無料)から読む ■『サンキュー・ガール』 『パスト・マスターズvol.1』もいよいよあと4曲。ということは、本連載の「初期ビートルズ編」も今日でおしまい。長かったような短かったような。 『サンキュー・ガール』...
-

『シーズ・ア・ウーマン』ギターが強調するアラレちゃん的後拍がめちゃんこ面白い
1曲目(無料)から読む ■『シーズ・ア・ウーマン』 「彼女は女」──当たり前やないか。しかし歌詞を見れば「彼女はええ女」という意味だった。ポールがやたらハイトーンでシャウトする理由も分かる。「俺の彼女はええ女!」とひけらか...
-

ビートルズなコード進行研究~「ストロベリー・フィールズ進行」(Ⅰ→Vm)
「ビートルズなコード進行」について書きたいと考えました。でも、そんなの、今や専門書もたくさん出ているし、研究している人も多い。 なので、あまり難しい話にせず、楽典の知識がない人にも、「あぁ、分かる分かる」と思ってもらえるような...
-

『ロング・トール・サリー』『アイム・ダウン』ロック少年を啓蒙した1000人に1人のハイトーン・シャウト
1曲目(無料)から読む ■『ロング・トール・サリー』 今回はアルバム『パスト・マスターズvol.1』の中から、ポールの歌うロックンロール2曲。 まずは『ロング・トール・サリー』。これが現在の正式タイトルらしいが、...
-

『スロウ・ダウン』ダブルトラックのボーカルで「1964年のジョン」の迫力が半減
1曲目(無料)から読む ■『スロウ・ダウン』 今回は1964年のジョンが歌った、リフが印象的なロックンロールを2曲。 「リフ」とは、曲の中で定常的に繰り返されるフレーズのこと。 この曲でいえば、ピアノがずっ...
-

あの頃のビートルズ本レビュー③~加瀬邦彦『ビートルズのおかげです』
今回取り上げるビートルズ本は、ちょっと新し目。2001年刊行の加瀬邦彦『ビートルズのおかげです ザ・ワイルド・ワンズ風雲録』(枻出版社)。 『想い出の渚』(66年)のヒットで知られるグループサウンズ(GS)、ワイルド・ワンズの...
-

『ジス・ボーイ』ロッカバラードのリズムに乗った美しい3声のハーモニー
1曲目(無料)から読む ■『ジス・ボーイ』 今回は「♪ツツツ・タツツ」というロッカバラードのリズムに乗って、ジョン、ポール、ジョージの見事なハーモニーを聴かせる2曲をご紹介。 「ビートルズとは、つまるところコーラス...
-

初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり
1曲目(無料)から読む ■『フロム・ミー・トゥ・ユー』 今回は、前回の『抱きしめたい』(1963年)と並んで、初期ビートルズの代名詞のようになっている2曲を。 以下、それぞれの音楽的特徴に触れていくが、まずもって...
-

『抱きしめたい』は高嶋ちさ子のお父さんが超訳した邦題の最高傑作
1曲目(無料)から読む ■『抱きしめたい』 アルバム『ヘルプ!』がイギリスで発売された1965年の夏まで進んだ本連載だが、時計の針を少し巻き戻して、63年の秋へ。ついにあの『抱きしめたい』である。 日本でのデビュ...
-

東京ビートルズを探せ~映画『河内カルメン』編
「この連載も、読んでくれている人がいるんだな」 そんなことを思ったのは、知り合いのビートルマニア=Mさんから、この連載に関するタレコミがあったのだ。 ネタは──東京ビートルズ。 「探さないでくれ……子供には何も言...
-

ビートルズを聴き始めるなら「これから」 お買い得な全18曲入りアルバム
1曲目(無料)から読む 1988年に発売されたアルバム。「88年って、解散後じゃねえか」という指摘はごもっとも。 当時はレコードからCDの移行時期。これまで紹介してきたオリジナルアルバムのCD化にともない、それらには収...
-

32歳での夭折がなければ8年目の解散は回避可能だった
1曲目(無料)から読む ビートルズを世界的音楽家に育て上げたキーパーソン、マネジャーのブライアン・エプスタインが亡くなったのは1967年8月27日のこと。32歳の若さだった。 自殺説も流れたが、死因は薬物の過剰摂取とさ...
-

テープのつなぎめが分かりにくい「ハイファイ・ビートルズ」
それにしても最近のビートルズ音源は音がいい。 連載「ゼロからぜんぶ聴くビートルズ」は、記事内にYouTubeの公式音源リンクを載せるので、私も、取り上げる曲をYouTubeで確認してから、執筆しているのだが。 「いやぁ...
-

リバプールの悪ガキを可愛らしく仕立て上げたブライアン・エプスタインの功績
1曲目(無料)から読む 特別編「5人目のビートルズ」、ジョージ・マーティンに続くのは初期~中期ビートルズのマネジャーだったブライアン・エプスタイン。 本棚の奥の奥にあったレイ・コールマン『ビートルズをつくった男──ブラ...
-

『ユー・ライク・ミー・トゥー・マッチ』日本での評価を下げたジョージ作品のサビの弱さ
1曲目(無料)から読む ■『ユー・ライク・ミー・トゥー・マッチ』 今回は何となく「セット感」のある2曲を。 アルバムB面に並んで収録されていて、「ユー」が入った長いタイトルで、エレクトリックピアノがアレンジの軸と...
-

日本のラジオでもっとも無思想にビートルズを流す番組とは?
自分の書いてきた「(もっと)ゼロからぜんぶ聴くビートルズ」を読み直して、「まだまだ理屈っぽいな」と思ってしまう。 マニア向けのビートルズ本の向こうを張って、これからビートルズを聴こうという人にも分かるように書こうと思っていた...
-

『イッツ・オンリー・ラヴ』ジョンの作品に無自覚にあふれ出てくるポップ性
1曲目(無料)から読む ■『イッツ・オンリー・ラヴ』 今回の2曲は、映画で使われていないB面曲であり、かつ地味っちゃあ地味な短い曲である。 それでもファンの間で人気が高い。特にアメリカ人好みの曲らしく、次作『ラバ...
-

『ザ・ナイト・ビフォア』いかにも「アルバムA面2曲目感」にあふれている
1曲目(無料)から読む ■『ザ・ナイト・ビフォア』 アルバム『ヘルプ!』A面2曲目はポールの曲。 映画の中では、平原の中で演奏される。演奏が終わった瞬間、戦車に攻め込まれて、まるでコントのような大騒ぎに。 ...
-

ビートルズの珍しいレコードを棚からひとつかみ②コンパクト盤
せっかくだからコンパクト盤もお見せしましょう。 コンパクト盤とは、シングル盤と同じサイズで、でも回転数が33回転(33 1/3rpm)。ゆっくり回る結果として、シングル盤サイズなのに、表裏で4曲入るというお買い得盤のことを指...
-

『恋のアドバイス』雑な転調の無理やり感も今となってはほほ笑ましい
1曲目(無料)から読む ■『恋のアドバイス』 キャッチーな邦題が付いているが、歌い出し「♪ユー・ゴナ・ルーズ・ザット・ガール」の影響もあって、原題で覚えている人が多いと思う(タイトルの「ゴーイング・トゥ」が「♪ゴナ」と発...
-

『涙の乗車券(ティケット・トゥ・ライド)』ポップとロックとヘビメタとブルースが混在する到達点
1曲目(無料)から読む ■『涙の乗車券(ティケット・トゥ・ライド)』 ユニバーサルミュージックのアルバム公式サイトでは、なぜか邦題とカタカナ表記の原題が併記されている。井上陽水の「川沿いリバーサイド」みたい。 ア...
-

ビートルズの珍しいLPを棚からひとつかみ~①『オールディーズ』
家にあるビートルズのLPの中で、今となっては珍しいものを紹介しようと思います。 まずは『オールディーズ』。このジャケットを見て「あったあった!」と盛り上がる人は、私と同世代でしょう。 元々は60年前、1966年にイギ...
