参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か
16日の党役員人事に合わせて実施した参院自民の執行部人事。党内ア然の石井準一・参院幹事長の交代で高市首相の参院軽視が改めてハッキリしたが、歴代首相のタブーだった参院の人事という「聖域」を侵食したのは、自ら墓穴を掘ったも同然である。
高市政権は来月5日にも召集される臨時国会で消費税減税法案を提出。高市首相の「悲願」成就が最大の焦点となる。衆院を数の力で押し切っても、参院はいまだ少数与党で法案の円滑な成立には野党の協力が不可欠。交渉に汗をかく参院自民に本来、高市首相は平身低頭を貫くべきなのに、“参院のドン”石井氏を放逐して神経を逆なでしたのだ。
臨時国会の会期は69日間で調整中。参院で減税法案の審議が行き詰まれば、小幅延長で憲法の「60日ルール」を発動し、衆院で再可決・成立に持ち込むことも理論上は可能だ。ただ、そこまで高市首相が強引な手段に出るのは「参院自民は不要」と宣言するようなものだ。いっそう亀裂が深まり、全面戦争に陥りかねない。
進んで窮地に突っ込む高市首相に助け舟を出しそうな“お人よし”政党も存在する。公明党だ。


















