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スージー鈴木音楽評論家

1966年、大阪府東大阪市生まれ。昭和歌謡から最新ヒット曲まで幅広いジャンルの楽曲を、社会的な視点からも読み解く。主な著者に「中森明菜の音楽1982-1991」「大人のブルーハーツ」「日本ポップス史 1966-2023」など。半自伝的小説「弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる」も話題に。日刊ゲンダイの好評連載をまとめた「沢田研二の音楽を聴く1980-1985」、最新刊「日本の新しい音楽1975~」は大好評。ラジオDJとしても活躍。

ビートルズ来日スペシャル② フィーリングで選んだ伝説の『ミスター・ムーンライト』

公開日: 更新日:

ビートルズ来日スペシャル②

ピンクのキャデラックで宿泊先に到着(C)共同通信社

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 ビートルズ来日公演が行われたのは、到着翌日の1966年6月30日から7月2日までの3日間。3日間だから3公演か。違う。7月1日.2日は1日2公演の計5公演だったのだ。

 視聴率56.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したというテレビ中継は、公演2日目=7月1日の昼公演を、その日の夜、9時から録画中継したもの。

 そんな中継番組を、多くの日本人が凝視したのだが、その後話題になったのは、演奏そのものというより、番組のオープニングだった。

 ビートルズの4人を乗せたクルマが羽田空港から赤坂の東京ヒルトンホテル(現:ザ・キャピトルホテル東急)に向かうシーン。4人の乗るピンクのキャデラックを前方から撮影。サイレンの音量がどんどん上がる。そしてサイレンが突如鳴りやみ、ビートルズの『ミスター・ムーンライト』が鳴り響く! あの伝説のシーンである。 

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