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井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

キンタロー。は慎重にものまねしたにもかかわらず、袋叩きに遭った

公開日: 更新日:

 前回(第3回)のような「警察事案」は非難も称賛も偏りやすいだけに、訴えたいことがあったとしても、慎重さが欠かせない。

 一方で、事前に前置きをして慎重に行動したにもかかわらず、炎上してしまったケースもあった。

 2月、キンタロー。は自らも「ペアで社交ダンサーだった」ことから「自分の事のように嬉しかった」と、ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートペアで金メダルを獲得した「りくりゅう」に触れた。

「魔法のように足並みバッチリ」と競技ダンス経験者らしく演技への賛辞を贈り、そのうえで「私も祝福をさせてください心からの敬意をこめまして」と、感動の場面を再現するものまねを披露した画像を公開した。炎上するのを気にしてか、かなり慎重に前置きをしていたことがうかがえる。

 この投稿には、翌日までに1万を超えるいいね!が寄せられた。だが、前置きをカットして画像だけが切り取られて拡散し、同じくらい非難の声も寄せられてしまう。

 このさなか、キンタロー。は「お願いです」として、「温かい目で見て」「絶対に叩かないで」とSNSに書き込み、「私も人の子です ちゃんと傷つきます」と吐露した。ところが、この「言い訳」が余計に反発を生んだ。先の前置きも予防線だったと受け取られ、かえって狡猾だと思われたようだ。

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