クレイジーケンバンド横山剣さん「年に関係なく、カッコいいものはカッコいいって思いますね」
(全2回の後編)
──五木さんとお話しされてみていかがでしたか。
「まさかお会いできるとは思っていなかったので。お話ししてみると、こちらの緊張感をほぐしてくれるような柔らかさで、やはり一流の方ってそうなんだなと」
──それが、ふたりで曲を作るところまで結実しました。
「本当です。僕も66まで生きてきましたが、これからの人たちのことを思うと、世の中、このままでいいのか? って思いがあるんです。五木さんからは、僕らや若い人たちがサバイブしていく上で、気持ちが強く、軽くなるような言葉をたくさんいただきました。それがこの歌詞に集約されています」
──時代は暗い夜であっても、力強く、口笛でも吹いて軽やかに行こうと。
「五木さんはじめ、カッコいい諸先輩方が現役でたくさん活躍されていますしね。矢沢永吉さんは、77歳になりましたが、20代のときと変わらないコンサートをやられてますし。僕なんてまだまだですよ」
──そうしていつまでも新鮮な気持ちを持ち続けられる秘訣は何ですか。
「まあ、やっぱり、好奇心をくすぐるものをほっとかないというか、ほっとけないみたいなところじゃないですか。気になったら見てみるというか。ヤジ馬根性みたいなものがあるのかもしれないです」
──具体的には?
「音楽のことはもちろんですが、今は、『KYOJO CUP(競争女子カップ)』という女性だけのモータースポーツがあって。かっこよくてシビれまくってますよ。今、男女って言葉も使いにくい部分がありますけど、女性には男性には出せないカッコよさがありますね。あとは盆栽。『TRADMAN's BONSAI』という、伝統的な盆栽とストリートカルチャーを融合させて発信しているアーティストがいるんです。そこで、今まで全く興味のなかった盆栽が、それまでとは違ったクールな見え方をしてきたんです」


















