大相撲
-

崖っぷち横綱・照ノ富士…土壇場であるか、2度目の「火事場の馬鹿力」
横綱照ノ富士(32)が14日初日の初場所に向け、並々ならぬ意欲を燃やしているという。 5日、明治神宮で奉納土俵入りをすると、6日は伊勢ケ浜一門の連合稽古に参加。8日は時津風部屋に出稽古に赴くなど、調整に余念がない。昨年は皆勤...
-

一般人に「ぶん殴るぞ」とすごんで…何度も協会に“通報”された外国人力士の問題児ぶり
某相撲部屋に所属する外国出身力士。素行に問題があり、相撲協会もそのたびに対処に追われた。事情を知る親方は言う。 「その力士について苦情を言ってくるのは、全員『よかた』、つまり一般人なんですよ。酒で酔ったり、頭に血が上ったりする...
-

「高校3年生に負けたのが悔しくて」と寺尾…屈辱の黒星で始まった貴乃花との因縁
元関脇寺尾の錣山親方(本名・福薗好文)が亡くなった。何度か生命の危険が伝えられてはいたが、60歳はあまりに早い。回転の良い突っ張りとともに記憶に残る取組が多く、中でも1991年春場所、貴花田(のちの貴乃花)との初顔合わせは、訃報とと...
-

元関脇・寺尾さんの死去で錣山部屋は今後どうなる…井筒部屋は次兄・逆鉾の急逝で消滅
一世を風靡した人気力士がまたひとり、この世を去った。 17日、元関脇の寺尾の錣山親方が、うっ血性心不全で亡くなった。60歳だった。現役時代は185センチ、116キロと小柄な体格ながら、どんな相手にも果敢に向かっていく押し相撲...
-

元寺尾の錣山親方が60歳死去…「井筒3兄弟」の末っ子、“鉄人”の異名も
大相撲の元関脇寺尾として人気を集め、息の長い活躍ぶりを「鉄人」と称された錣山親方が死去したことが17日、分かった。60歳だった。関係者によると心疾患を抱えており、体調を崩しがちだった。 鹿児島県出身。1979年名古屋場所で、...
-

つり名人・若浪が語った技の極意「(相手は)大きいならいくら大きくてもいい」
九州場所で優勝した霧島に、初場所後の横綱昇進とともに師匠・陸奥親方(元大関霧島)が得意技としたつりの継承を望む声がある。記者会見などで聞かれ、師弟ともまんざらではなさそうだ。 先代霧島は幕内518勝のうち53勝をつり出しで挙...
-

「強くなりたいのか」と殴られた…元横綱・柏戸が受けた理不尽と伊勢ケ浜部屋の対極
九州場所は霧島の優勝で幕を閉じたが、熱海富士が2場所続けて千秋楽まで優勝争いに残った。初めて上位陣とひと通り当たる来場所次第では、次の大関候補にも名乗りを上げそうだ。 伊勢ケ浜部屋にはほかに西前頭5枚目で9勝した翠富士ら5人...
-

大関・霧島2度目V! 7月場所の「地獄」が糧に「ケガの功名」で来場所綱とりに弾み
ジェットコースターのような1年間だったのは間違いない。 11月場所を2度目の優勝で飾った大関霧島(27)。26日の千秋楽は2敗の自身を追う3敗の熱海富士が敗れ、その時点で優勝が決定。結びの一番では貴景勝を一蹴し、最高の形で今...
-

固唾を飲む2敗対決は大関・霧島が強敵の琴ノ若を撃破…相撲協会が安堵のワケ
やはり地力では頭ひとつ抜けているか。 23日の大相撲11月場所12日目、3大関の先陣を切ったのが、2敗で優勝戦線のトップを走る霧島(27)だ。 相手は同じく2敗の関脇琴ノ若。左四つの霧島に対し、琴ノ若は右四つ。ケンカ...
-

“台風の目”熱海富士がV争いトップタイ! 11月場所盛り上げる「理詰め相撲」にある課題
優勝戦線のトップを走る1敗の一山本が負け、2敗力士が4人となった11月場所。その中のひとりが先場所、優勝争いを盛り上げた熱海富士(21)だ。 今場所は初日から5連勝。6、7日目に連敗を喫したものの、8日目から再び連勝を続けて...
-

新入幕・東白龍は長く悩んだ「あと一歩」にようやく届く…それでも課題は勝負弱さの克服
派手さはないが、実力はある。 翔猿や剣翔、千代大龍らさまざまな力士を輩出した葛飾白鳥相撲教室出身。子供の頃から体が大きかったが、当時の憧れは4歳年上で小兵の翔猿。土俵内を所狭しと動き回って相手を翻弄する相撲を真似してみたとこ...
-

綱とり絶望の貴景勝は“据え置き”濃厚…大関候補乱立で「頭でっかち番付」待ったなし
大関が増えることは悪いことではないが……。 昨19日、綱とりに挑む貴景勝(27)が朝乃山に敗れ3敗に後退。綱とりは絶望的で、来場所は再び3大関体制となりそうだ。 もっとも、来年は3大関どころか4人、5人と増えるかもし...
-

「ワイはアサシオや」にも描かれた元大関・朝潮は相撲界に欠かせない力士だった
私たちの年代では「アサシオ」と言われると、胸毛の濃かった先代の朝潮太郎を思い出す。横綱までいったが、強い時と弱い時の差が激しく、”2人の朝潮”がいると不思議がられた。徳之島出身で、高砂親方としては高見山や小錦らの外国人力士を育てた。...
-

美ノ海が克服した実弟・木崎海「負傷引退」のトラウマ 17年ぶりの琉球幕内力士に
無念にも道半ばで引退した弟の分まで、出世できるか。 沖縄の相撲一家に生まれ、物心ついたときから土俵に慣れ親しんだ。幼少期から中部農林高で監督を務めるおじに鍛えられると、相撲留学した鳥取城北では、3年時に、沖縄県勢として初めて...
-

相撲協会が気を揉む大関・豊昇龍の“朝青龍化”…1分半にらみ合い審判部から「注意」
偉大なる叔父さんが乗り移ったのか。 16日に平幕の豪ノ山と対戦した大関豊昇龍(24)。行司の「待ったなし!」の声がかかり、豪ノ山は腰を沈めて片手をついたが、豊昇龍は相手が両手をつかなかったことが気に食わなかったのか。そんきょ...
-

大関・貴景勝痛恨の黒星…V逸なら「問答無用」で横綱昇進見送り、先場所の成績が“枷”に
痛恨の1敗である。 ■明生に痛恨の1敗 今場所、綱とりがかかっている大関貴景勝(27)は初日から3連勝。しかし、4日目に落とし穴が待っていた。立ち合いから明生を突き押しで攻めるも、押し切れず苦戦。前に出たところをかわさ...
-

朝潮の「あしたは思い出の一番にしたい」は角界の掟破り 願いは黙っていれば実現した
2日に67歳で亡くなった元大関朝潮、先代高砂親方の現役引退は1989年春場所だった。前場所は8勝でかど番を脱したが、大関在位36場所目の33歳で迎えたこの場所は初日から4連敗した。 その夜、朝潮は報道陣に引退の意思を明らかに...
-

大関霧島は実力なら「次期横綱候補」一番手 突き押しの阿炎をパワーで真っ向正面から粉砕!
押し相撲の力士を「押し相撲」で真っ向正面から粉砕した。 2日目の結びの一番で対戦した大関霧島(27)と、小結に復帰したばかりの阿炎。阿炎は立ち合いで得意のもろ手突きを繰り出し、一気に仕留める――というハラだったのだろう。しか...
-

大関・貴景勝はなぜ嫌われる? 綱とりへ白星発進も周囲は冷え切ったムード
12日に初日を迎えた大相撲11月場所。本来なら先場所を制した大関貴景勝(27)の横綱昇進の話題で持ちきり──のところだが、週末から激変した気温と同じくらい綱とりムードは冷え切っている。 12日発売のスポーツ紙6紙中、貴景勝の...
-

新入幕の狼雅は「白鵬杯」の看板を見て運命が変わった 外国人力士として初の高校横綱に
モンゴル人の父とロシア人の母を持ち、ロシア連邦を構成するトゥバ共和国出身。子供の頃はロシアで警察官になるのが夢だったが、中学時代に父の祖国、モンゴルに移住。レスリングや柔道などに励み、常にトップクラスの成績を残していた。 そ...
-

また休場…横綱・照ノ富士の「引退」は大関・貴景勝の綱取り次第
また、である。横綱照ノ富士(31)が九州場所(12日初日)を休場することが9日、決まった。 途中休場した7月の名古屋場所で腰痛が悪化。その後、腰椎の一部を骨折していたことが判明、伊勢ケ浜親方によると、腰の状態は思わしくないと...
-

「大ちゃん」元朝潮が急逝…手負い朝乃山の背中を押す亡き師匠の「前に出る相撲を取れ」
3日夜、前高砂親方の元大関朝潮が小腸がんで急逝したことが明らかになった。67歳の若さだった。 本名は長岡末弘。横綱昇進こそかなわなかったが、183センチ、183キロの大きな体で愛嬌もあり、ファンから「大ちゃん」と親しまれた大...
-

増位山の極意に見る技の奥深さ「内掛けは相手が警戒した方が決まりやすい」
相撲界には「前まわしを取ったら自分の手を拝め」「上手出し投げはあごで打て」「差し手の方へ斜めに寄れ」など、数々の定石が受け継がれている。そうした言葉を、親方から弟子へのアドバイスや取材の中で聞けた時は、その道の人にしか分からない奥深...
-

朝乃山ぶつかり稽古での負傷は準備不足か、巡業ブランクか…広島で左足ケガ、肉離れの恐れ
本人も驚いただろうが、相手もびっくりしたに違いない。 28日の広島での巡業で、朝乃山(29)が左足を負傷。肉離れの疑いもあるという。 気になるのが、ぶつかり稽古中のケガということだ。朝乃山は受ける側ではなく、錦木にぶ...
-

「自分より小さかったはずの富士錦関が…」入門前の富士桜もだまされた新弟子勧誘あの手この手
日本相撲協会は、新弟子検査で「身長167センチ、体重67キロ以上」の基準に満たなくても、運動能力検査をパスすれば合格させることにした。事実上の体格基準撤廃であり、志願者不足に悩む協会の現状を表している。小よく大を制するのが相撲の醍醐...
-

気鋭の熱海富士が「無事是名馬」を貫くカギ 故郷焼津への凱旋巡業で大声援浴びる
12日の大相撲焼津巡業で、故郷への凱旋を果たしたのが、9月場所を盛り上げた熱海富士(21)だ。 さすがに焼津市出身の兄弟子・翠富士のそれには及ばなかったものの、同じく静岡県熱海市出身の熱海富士も大きな拍手と声援に包まれた。 ...
-

「朝青龍にあれをやめさせたらおかしくなる」熱海富士にも通じるルーティンの功罪
右足で仕切り線をはいた後、体を揺すりながら左右の足で8回、9回と足場をならす。秋場所を沸かせた熱海富士の立ち合いの「ルーティン」だ。 そんな言葉がない時代から、多くの力士やスポーツ選手には集中力を高めるためのしぐさや所作があ...
-

大相撲新弟子検査の「体格基準」を事実上撤廃…苦肉の策“質より量”で懸念されること
「新弟子の確保は急務だし、門戸は広がるが……」(ある親方) 来年1月からの新弟子検査で、従来の体格基準を事実上撤廃することが28日、明らかになった。 現在は「167センチ、67キロ以上」が足切りライン。改定後はこの数値...
-

9月場所を牽引した熱海富士 急成長の秘訣と気になる土俵での“問題行動”
9月場所を引っ張った最大の功労者と言っても過言ではない。 賜杯こそ逃したものの、11勝4敗で敢闘賞を受賞した熱海富士(21)。11日目まで1敗をキープし、千秋楽も単独トップの3敗。朝乃山に負けたことで4敗に後退し、ここでよう...
-

大関・貴景勝の4度目Vに批判殺到!優勝決定戦で平幕相手に「小細工&注文相撲」の愚策
《貴景勝、勝つことよりも大事なことありますよ!》《まったく失望した》《まだ、負けた方がマシだった》 大関・貴景勝(27)の自身4度目の優勝をめぐって、ネットでは賛否が渦巻いている。 24日の千秋楽、優勝決定戦で21歳の...
