大相撲
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本名で相撲を取る嘉陽は俊敏性を武器にする大の里の先輩…性格は陽気でのんびり屋
師匠の元関脇嘉風(現中村親方)から1文字もらって嘉陽──と思いきや、れっきとした本名。沖縄県由来の姓で、遠藤らと同様、本名で相撲を取っている力士だ。 出身は千葉県。本場所でも、当初は「千葉県市川市出身」とアナウンスされていた...
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綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた
すでに横綱と見紛うばかりの強さである。 大関大の里(24)が昨20日も勝利し、初日から10連勝。この日は1敗の安青錦、伯桜鵬が2敗に後退し、彼らに“2馬身”差をつけた大の里は、早ければ24日のオークス前日、14日目にも優勝が...
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栃大海が救った名門部屋の危機…「未完の大器」がようやく覚醒へ
名門部屋の灯をともし続けられるか。 中学横綱の実績を引っ提げて相撲強豪校の埼玉栄に進学。王鵬や琴勝峰らと同期で、在学中は彼らより評価が高かった。 しかし、春日野部屋に入門以降は幕下で5年半も足踏み。何度もチャンスを逃...
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上がり続ける照ノ富士株 薫陶受けた力士2人が賜杯レースを並走中…部屋閉鎖の白鵬とは大違い
相性の良くない相手を、ものともしなかった。 18日、綱とりを狙う大関大の里(24)は同学年の平戸海と対戦。過去の対戦成績は大関の3勝2敗で、直近の昨年11月場所は立ち合いでもろ差しを許してから逆転の突き落としでかろうじて……...
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初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵
今の環境がベストかもしれない。 今場所いまだ負けなしの伯桜鵬(21)が16日の6日目、宇良と対戦した。 相撲技術だけなら角界随一とも言われる伯桜鵬に対し、宇良も「業師」の名をほしいままにしている技巧派。低い姿勢での攻...
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綱とり大の里が横綱昇進までに修正したい「悪癖」…押し込まれて劣勢となってもしっかりと踏ん張れるか
昇進に向けてまた一歩前進した。 綱とりを狙う大関大の里(24)は15日、40歳の大ベテラン玉鷲を寄り切り。初日から5連勝と星を伸ばした。 今場所優勝なら言をまたず、優勝に準ずる成績でも、よほどのことがない限りは昇進は...
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横綱・豊昇龍もう2敗目 阿炎戦4連敗にみる昨年9月の深刻トラウマ…変化にビビり距離詰められず
過去の映像を再生しているかのようだった。 昨14日、横綱豊昇龍(25)が4日目にして、早くも2敗目を喫した。相手は平幕の阿炎。3日目の王鵬に続き、2日連続の金星配給だ。 豊昇龍は立ち合いで阿炎のもろ手突きを食らった直...
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横綱豊昇龍を覚醒させた醜聞含む土俵内外での「2つの不覚」…苦い経験が成長の糧になったか
これが横綱の相撲だ!──そう言わんばかりに力強さを見せつけたのが、初日から2連勝の豊昇龍(25)だ。 初日に若隆景を下すと、昨12日はその兄である若元春と対戦。立ち合いから鋭い出足でもろ差しになり、一気に土俵際に寄った。しか...
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《マゲに1万円札を刺しすぎて…》漫画界きっての相撲通・山崎大紀さんに聞く土俵内外「ゼニの話」
11日に初日を迎えた大相撲5月場所。国内外で人気を博す大相撲だが、そんな中、話題になっている漫画が週刊大衆で連載中の「ゼニ番付」だ。本紙で「山崎大紀のエステ放浪記」を連載している著者が、山崎享祐名義で執筆。カネにまつわる話を中心に、...
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横綱昇進へ親方衆が口を揃える「機運」ってナンだ? 白星発進の大の里はV逸なら条件付き
滑り出しは上々だ。 大関大の里(24)の綱とりが話題となっている大相撲5月場所。昨11日の初日は難なく白星発進を決め、昇進に向けて一歩前進である。 相手は前頭筆頭の若元春。一筋縄ではいかない力士だが、もろ手突きで相手...
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横綱豊昇龍の自縄自縛…「みんなの手本」を目指した挙げ句、先場所は持ち味発揮できず
横綱がリベンジに燃えている。 2日の稽古総見から出稽古、時津風一門の連合稽古と、精力的に相撲を取っているのが豊昇龍(25)だ。新横綱として臨んだ先場所は「何が起きても休場はしない」と宣言しながら、「右肘関節内遊離体、頚椎捻挫...
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ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞
11日に初日を迎える大相撲5月場所。いまや外国人にも絶大な人気を誇り、土俵に上がる力士も国際色豊かな時代だ。来日3年、ウクライナ出身の安青錦は前相撲から始めて10場所目ながら、新入幕を果たした3月の大阪場所で11勝4敗の好成績。敢闘...
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綱とり黄信号…稽古総見で精彩欠いた大関・大の里に足りない「プロの土台」
先場所Vの勢いはどこへやら、だ。 2日に行われた大相撲の稽古総見。国技館で一般にも無料公開され、5500人ものファンが詰めかけた。 注目は3月場所を制し、11日初日の5月場所で綱とりに挑む大関の大の里(24)。しかし...
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元横綱白鵬がホントに辞めたら「貴乃花の二の舞」に…一部週刊誌報道を否定も、はたして
元横綱白鵬(40=現宮城野親方)が10日、自身の退職報道を言下に否定した。 10日発売の週刊文春、週刊新潮が揃って「5月場所後に相撲協会を退職」と報道。同日、伊勢ケ浜部屋の稽古後に報道陣から「退職は?」と聞かれると、「ないで...
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元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》
本当だとすれば激震だが……。 10日発売の週刊文春と週刊新潮が揃って、元横綱白鵬(40=現宮城野親方)が5月場所後に相撲協会を退職する意向があると報じたのだ。 昨年2月、宮城野部屋の幕内力士が、後輩力士に暴力を振るっ...
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大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯
3月場所を12勝3敗で制し、自身3度目の優勝を飾った大関大の里(24)が24日、一夜明け会見を行った。 上機嫌で現れた大関は昇進後の2場所が9勝、10勝だったことについて「大関の重圧があった」と吐露。入門3年目にして3度の賜...
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大関・大の里3度目優勝で期待される「大豊」時代の幕開け…八角理事長も横綱昇進に期待隠さず
師匠の“弟”が抱いていた初優勝の悲願を、木っ端みじんに打ち砕いた。 昨23日の千秋楽、ともに3敗の大の里(24)と高安(35)は本割で勝利し、優勝決定戦に臨むことになった。 大の里にとって、高安は師匠の二所ノ関親方(...
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新横綱豊昇龍が歴史的屈辱の4敗目で休場…自身も懸念していた昇進達成後の不安、虚無感が背景に
取組直後は追いすがる報道陣を手で制した。 大相撲3月場所9日目(17日)、横綱豊昇龍が平幕一山本に敗れて2連敗。早くも4敗目となり、優勝争いから大きく後退。18日から休場することになった。右肘の状態が悪化したうえ、頸椎捻挫で...
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ウクライナ出身の安青錦新大は柔道出身のテクニシャン…日本語の習熟は「恐ろしく早い」と評判
獅司に続く、2人目のウクライナ出身力士。母国で柔道に励んでいたところ、たまたまマット型の土俵を見かけたのが相撲との出合い。見よう見まねで相撲を取ってみると、これが存外面白くてハマったという。 「2019年に大阪で行われた世界ジ...
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人気高騰で「相撲難民」続出!背景に悪徳「転売ヤー」とインバウンドの需要増
ファンクラブ会員の風上にも置けない。 日本相撲協会は公式サイトの13日付のお知らせで、複数の公式ファンクラブ会員の強制退会処分を発表。該当会員らは会員先行抽選などで入手したチケットを転売していたという。 今や相撲人気...
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V射程圏の若元春 素質は3兄弟で1番、天性の相撲力は《解析不能》《相撲力が強いとしか…》
戦国時代の大名、毛利元就の「三本の矢」の逸話で語られる3人の息子のうち、もっとも戦(いくさ)に強かったのが次男の吉川元春だという。 その名をしこ名にしているのが、荒汐部屋の3兄弟の次男、若元春(31)である。 今場所...
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元大関・朝乃山の幕内復帰はいつに? 付け出しデビュー、不祥事、故障…三段目から“3度目の出発”
原点からの復帰はかなうか。 昨12日、元大関で三段目の朝乃山(31)が今場所2連勝。貫禄を見せている。 大関時代の2021年、不祥事により6場所出場停止処分を食らい、三段目まで降格。それでもイチから出直し、23年は前...
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大関琴桜が直面する「相撲あるある」の試練…カド番で1勝2敗、メンタル状態いよいよ心配
相撲に勝って取組で負けた──。 昨11日、大関琴桜(27)が手痛い2敗目を喫した。相手は難敵の阿炎。前半は優勢だったものの、相手のいなしで体勢を崩されたところを押し出された。これで1勝2敗。今場所がカド番の大関にとって、無視...
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豊昇龍「右肘不安」消えず…新横綱での初日は分厚いサポーター、2日目はグルグルにテーピング
一夜にして、持ち前の鋭い出足が戻った。 新横綱の豊昇龍が前頭筆頭の若隆景を速攻で寄り切って初白星。過去5勝8敗の難敵を下し、連敗を免れた横綱は「ちょっとホッとした」と本音を漏らした。 初日は小結阿炎にわずか2秒の電車...
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新横綱豊昇龍を相撲解説者バッサリ酷評…阿炎のもろ手突きにまさかの「瞬殺」招いた過信と甘さ
わずか1秒──。 新横綱豊昇龍(25)が9日の初日、阿炎に瞬殺された。立ち合いで張り差しを狙うも阿炎のもろ手突きをまともに食らってしまい、そのまま突っ張りで電車道。何もできないまま土俵下に吹っ飛ばされた。 取組後は苦...
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新横綱・豊昇龍が目指すべきはやっぱり叔父の朝青龍?近年は仲違い・疎遠説も出ているが…
番付通りとはいえ、いきなり難敵である。 7日に行われた3月場所(9日初日)の番付編成会議。新横綱・豊昇龍(25)は初日に小結の阿炎と対戦する。 東の横綱が西の小結と初日に対戦するのは恒例だが、豊昇龍はもっか阿炎に2連...
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3月場所は尊富士と伯桜鵬が「台風の目」に…ともに故障から復活して這い上がった苦労人
9日初日の3月場所。新横綱・豊昇龍に注目が集まる中、「台風の目」となりそうなのが、尊富士(25)と伯桜鵬(21)だ。 いずれも先場所は10勝5敗で、尊富士は前頭6枚目、伯桜鵬は同9枚目。展開次第では役力士との対戦も組まれる。...
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琴桜&王鵬が「埼玉栄」パワーでモンゴル勢一強時代に「待った」…実は角界の一大勢力
9日初日の大相撲3月場所に向け、大関琴桜(27)が必死で稽古に励んでいる。 昨年11月場所で初優勝。綱とりがかかっていた先場所はしかし、5勝10敗と負け越し、今場所は初のカド番となった。 そんな大関と出稽古などで連日...
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新横綱豊昇龍が手本にすべきは「不安から一転」の大横綱…周囲の“酷評”を覆せるか
雑音を吹き飛ばせるかは本人次第だ。 新横綱として3月場所(9日初日)に臨む豊昇龍(25)。4日は出稽古で20番を取るなど調整に余念がない。 そんな新横綱だが、角界内外で不安の声が出ている。 直近2場所は13勝...
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採血で《怖い。泣きそうになった》と思わず目を…新横綱豊昇龍を待ち受ける「針」より恐ろしい試練
昨4日、新横綱の豊昇龍(25)が国技館で健康診断を行った。 「針が怖い。泣きそうになった」と、採血では思わず目をつむって顔をしかめ、意外な“弱点”を吐露した。 昨年11月場所は13勝2敗で優勝次点、1月場所は12勝3敗...
