横綱が「決断する時」とは…八角理事長&芝田山親方の元横綱2人が心境を赤裸々吐露

公開日: 更新日:

 一人横綱の照ノ富士の体はすでにボロボロ。両ヒザと腰にバクダンを抱え、糖尿病も患っている。昨年は5場所休場し、4場所が全休。皆勤は1場所のみだった。照ノ富士にもいつか引退する日は来る。

 横綱はどんな心境で「その時」を決断するのか。八角理事長(元横綱北勝海)と芝田山広報部長(元横綱大乃国)が本紙に赤裸々に語ってくれた。

  ◇  ◇  ◇

 八角理事長は「自分の力を出せなくなった時が、横綱の引退」とこう話す。

「ただ、私の場合は一人横綱でしたからね。生き恥じゃないけど、『もう少しやらなければ』という思いもあった。最後の最後は、せめてお客さんに横綱土俵入りだけでも楽しんでもらいたいと頑張るつもりでしたが、体が限界だったので……。旭富士さんが引退した時は『あ、先に辞められちゃった』と思ったものですよ(苦笑)。本当は芝田山さんみたいに、潔く引退したかったんですけどね……」

 その芝田山親方は「心技体、どれかが欠けて責任が果たせなくなった時です」と言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状