東日本大震災から14年…「避難場所」と「避難所」の違いとは? 防災士の草野かおる氏が解説

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「避難場所」と「避難所」の違いとは…

東日本大震災から早くも14年が経った。多くの地域が揺れ、津波に襲われた地域もあった。震源から離れた地域でも揺れを観測したため、避難を考えた人も少なくなかっただろう。実際に震災が起こった際、身の安全を守るために、適切な避難方法を知って選択するのが重要だ――。

 2011年3月11日14時46分、三陸沖で深さ24キロメートルを震源とするマグニチュード9.0の地震が発生した。宮城県栗原市で震度7、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の4県37市町村では震度6強を観測。東日本を中心に北海道から九州地方にかけての広い範囲に影響が及んだため、被害が全くなかった地域の方が少ない。どこの地域に住んでいても危機感を持って、避難の知識をつけておきたい。

 まず、「避難」の種類は6種類ある。それぞれ、避難する場所も時間や期間も違う。防災士でイラストレーターの草野かおる氏の著書「防災ノート」(発行:東京ニュース通信社、発売:講談社)を参考に解説していく。

1つ目は「在宅避難」
 倒壊の恐れのないマンションや家は、そのまま自宅に留まり「在宅避難」の場所となる。大きな火災(同時多発火災)、津波、水害など、自宅への被害が予想される場合は、速やかに安全な場所に避難するべきだという。

2つ目は「避難所」
 学校やコミュニティセンターなどが指定される場合が多く、被災した人のための生活の場が「避難所」。場所によっては、水害と地震で、別々に指定されている所もある。予測のできない地震による避難所は、災害発生後「7 日以内」が開設期間となっている。

3つ目は「一時避難所」
 一時的に避難する場所。避難者が危険な状況から逃れ、まずは身の安全を守ることを目的としている。具体的には、学校の校庭、公園、広場、駐車場など、普段から地域の人々になじみがあり、すぐにたどり着ける場所が多い。

4つ目は「広域避難場所」
 津波避難は「高台」の他、学校やオフィスビルをそのまま利用した「津波避難ビル」「津波避難タワー」がある。最近では、観光施設を兼ねた避難タワーもあり、最短で避難できる場所を知っておくと安心だ。

5つ目は「津波避難」
 津波避難は「高台」の他、学校やオフィスビルをそのまま利用した「津波避難ビル」「津波避難タワー」がありる。最近では、観光施設を兼ねた避難タワーもあり、最短で避難できる場所を知っておくと安心だ。

6つ目は「分散避難」
 災害時に避難所ではなく、親戚・知人宅、ホテルなどの避難所以外の場所に避難することだ。

 草野かおる氏が言う。

「災害の種類によって、避難する場所が異なる事を、ご存知でしょうか。なんとなく知っている避難所や公園、防災地図や行政の情報を確認しノートに書き込むなどして、家族と共有していただきたいです。津波警報が出たら、自分の判断で最速で逃げる事を、家族で確認してください。災害から逃げる、家族との再会、避難生活、震災詐欺などの方法を家族で事前に話し合うことが大切です」

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