著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<4>夜中に知ったドン・ファンの死 早貴被告は消え入りそうな声で…

公開日: 更新日:

■消え入りそうな早貴被告の声

「だって夕方には元気な声でボクと話したんですよ。なぜ?」

「死因は分からないけど、寝室のソファで亡くなっていたから。さっきまで消防や警察がいて、事情を聴かれていたの。遺体も解剖するからって運んでいったわ。その同意書にさっちゃんがサインしたのよ」

「マコやんは?」

「さっきまで来ていたけど、家に戻ったと思う。(会社の経理の)佐山さんにも来てもらったけど帰ったし」

「さっちゃんは?」

「横にいるわよ」

「ちょっと代わってくれませんか」

「もしもし。早貴です」

「ああ、大変なことになったなぁ~。俺は今日行くからしっかりするんだよ」

「……分かりました」

 消え入りそうな声だった。 =つづく

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