石破首相の経団連夏季フォーラムでの延々たる続投支持懇請に呆れた財界人たち

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政界通(以下=政) 経団連が7月25日に長野県・軽井沢で開いた夏季フォーラム2日目に、自民党内でも辞任論が多い石破茂首相をゲストに招いたのは、石破続投を支持する姿勢を明確にするためだったのか?

財界通(同=財) いや、そんなことは全くない。関係者によると、こういう政治情勢だから招くのはやめようとしていたのに、首相サイドから「行きたい」との強い意向が伝わり、断るわけにはいかなかったらしい。

官界通(同=官) 何だ、押しかけゲストか。

 そう言えるね。避暑地でおおらかに議論する場での挨拶は、普通は5分や10分で終わらせるのに、首相は30分から40分も話し続けたようだ。

■長期的続投の意思を匂わせ

 しかも、「トランプ関税による日本経済への影響を解消したい」という理由を付けて、首相続投へ理解や支持を求めたというのだろう。

 さすが、詳しいな。首相は「これ以上ないほどの丁寧な対応をしたい」とまで言って、長期的に続投したいという気持ちまで出していた。

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