「医療用手袋」備蓄5000万枚配布でも消えない不安…調査に医療機関の6割が「在庫不足」と回答

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 医療に不可欠な資材が、枯渇し始めている。

 中東情勢の悪化をうけ、医師・歯科医師で構成される茨城県保険医協会は17日、医療資材の在庫や供給状況についてのアンケート調査の結果を公表した。県内の医療機関から310件の回答が集まり、手術などで使用する医療用グローブ(手袋)について、9割にあたる279機関が「不足が懸念される」と回答した。

 グローブの在庫状況についても、「不足気味」との回答が52.1%、「枯渇」が11.3%で、合わせて6割の医療機関が在庫不足に陥っている。さらに、供給状況については、46.7%が「入荷時期未定」、30.0%が「断続的入荷」と回答した。

 アンケートでは、医療機関から〈麻酔薬、グローブ、その他の薬品不足があり、診療する患者数を平時より減らしている〉との声も寄せられた。すでに医療現場には、支障が生じ始めている。

 政府は来月にも、備蓄している医療用手袋のうち、5000万枚を医療機関向けに放出するとしている。ただ、全国の需要量は月9000万枚程度とされており、放出量は半月分相当にとどまるため「この程度で本当に足りるのか」(医療関係者)との懸念もある。

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