いよいよオープン戦初登板のマー君 「全球種投げたい」
「今から緊張してもしょうがないです。(気持ちの高ぶりは)試合直前だと思います」
淡々とこう言ったのは田中。1日(日本時間2日)のオープン戦(対フィリーズ)登板を翌日に控えたコメントだ。
この日は午前10時過ぎから、チームのエース左腕・サバシアとキャッチボール。サバシアは同じ試合で先発を務める。その後は、ダッシュや瞬発力を高めるトレーニングなどで汗を流し、前日の調整は約40分間で終了した。
■「捕手のサインに従う」
「まずはしっかり自分のスタイルで自分の投球ができるかどうかです。バッターが立ちますけど、そこを確認したい。一応全球種投げたいが、キャッチャーのサインに従ってになるので。キャッチャーは誰と組むかわからないですけど、使えるボール、使えないボールもあると思うので、当日になってみないとわからない」(田中)
初登板後はメジャーの通常のローテーションである中4日をベースにした調整をしていくことになりそうだが、「今回もその流れで調整しているので。その流れになっていくと思う。今はチームから与えられている練習をやっている。その中でしっかりと考えてやっているので。それをやっていく中で(何かあれば)コンディショニングの人と話し合っていければいい」と話した。
まずはメジャー流の調整で実戦に臨み、支障が出てくれば、その段階で対処していく方針のようだ。