著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「伴食宰相」(24)権力に憑かれ晩年を汚した海部俊樹の政治遍歴

公開日: 更新日:
内閣制度創設130周年を記念する式典に向かう海部元首相(2015=平成27=年12月22日)/(C)共同通信社

 海部俊樹は、旧与党勢力から担がれて、そして自民党の社会党との連立政権に反対する反乱組の票を加えて、再び首相の座に就こうと試みた。これは政治的にはどのように表現すべきであろうか。55年体制の野党との連立政権などはお断り、というのであれば、それなりに筋は通っている。しかし自民党を倒… 

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