巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

公開日: 更新日:

 何年ぶりか。巨人小林誠司(34)が「打のヒーロー」になった。

 11日のヤクルト戦。0-0で迎えた六回2死二塁の場面で打席に立つと、ヤクルト先発左腕・高橋奎二の内角球を左前にしぶとく落とした。この先制適時打が決勝点となり、ヒーローインタビューでは「僕の精いっぱい。毎打席打てるように必死に練習して頑張りたい」と充実の表情だった。

「今年の1月2日のことだったそうです」

 と、チーム関係者がこう言う。

「矢野打撃コーチに小林からLINEが届いた。新年の挨拶と<死に物狂いで頑張ります>との決意表明を添え、打撃マシンを相手に打ち込みをするその日の自撮り動画が送られてきたそうです。聞けば、オフは正月休みも返上してバットを振ったとか。それからは毎日のように打撃練習の自撮り動画が送られてきて、2月のキャンプではその矢野コーチと二人三脚でスイングを一から見直した。その成果か、オープン戦では8試合12打席とはいえ打率.273。今年の小林はちょっと違うぞ、と球団内でも話題になっていました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か