大谷は打率メジャー首位と本領発揮も…「DH独占」でドジャース主力が出ずっぱりの憂き目

公開日: 更新日:

 大谷翔平(29=ドジャース)にエンジンがかかってきた。

 日本時間24日の対ナショナルズ戦で2試合連続となる6号本塁打。飛距離137メートル、打球速度は今季メジャー最速となる191.02キロの弾丸ライナーだった。翌25日の同カードでは、6打数3安打2打点をマークし、打率はメジャートップの.371。いよいよ本領発揮だが、大谷が打てば打つほどドジャースにとってやっかいな問題が生じる。

 DHは本来、主力が休養を取るためのポジションでもある。昨年のドジャースのDHだったマルティネスは113試合に出場。残り49試合のDHはスミス(14試合)、マンシー(10試合)、テイラー(7試合)、ヘイワード(6試合)、アウトマン(3試合)らが代わる代わる務めた。

 ところが今年は現時点で大谷が独占。ここまで26試合すべてDHとして出場している。大谷をDHに固定する代わりに、野手を飽和状態にして交互に休ませるのが今季のプランだったが、ここまでベッツ、フリーマン、ヘルナンデスの3人は大谷同様、26試合すべてに出場。マンシーは25試合、アウトマンは24試合、スミスは23試合と、主力野手はほとんど休まず試合に出続けているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動