巨人リリーフ陣が大炎上! 1イニング6失点の逆転負けでよぎる昨季の悪夢

公開日: 更新日:

 尾を引く1敗になるのではないか。

 巨人が逆転負けを喫した26日のDeNA戦。試合が暗転したのは、八回だった。前日25日に10試合連続ホールドの新人記録に並んだ西舘勇陽が、1点リード場面で登板して3安打2失点。デビュー以来、登板10試合で無失点投球を続けていたドラ1右腕が逆転を許すまさかの乱調に巨人ベンチは慌ただしさが増した。

 急きょ、マウンドに送り込まれた船迫大雅が1安打1死球で満塁のピンチを招くと、この日から打撃不振を理由に1番から8番に降格した度会隆輝を打席に迎えたところで左腕の高梨雄平にスイッチ。しかし、これが裏目に出た。絶不調のルーキーに満塁弾を浴び、巨人リリーフ陣は1イニング6失点の大炎上。ベンチでは7回1失点と好投した先発の戸郷翔征が呆然と立ち尽くしていた。

 昨季の巨人はリリーフ陣の崩壊とともにチームが沈没。阿部監督が就任直後から補強を含めた再建に乗り出し、ここまではそれが奏功していた。先発防御率、救援防御率ともに12球団で唯一の防御率1点台。盤石だったリリーフ陣が、昨季を彷彿とさせる大炎上だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  2. 2

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  3. 3

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  4. 4

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  5. 5

    ソフトB風間球打にはイップス疑惑…昨季のプロ野球“女性スキャンダル三羽ガラス”の現在地

  1. 6

    高市総裁は就任早々から人事で大混乱…女性応援団たちに“麻市内閣”ポストの目はあるのか?

  2. 7

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 10

    くも膜下出血で早逝「ブラックモンブラン」41歳副社長の夫が遺してくれたもの…妻で竹下製菓社長が告白