V候補筆頭デシャンボー予選落ち危機…ロストボールに泣く

公開日: 更新日:

【マスターズ】第2日

 史上初の無観客に泣いたのが優勝候補筆頭のB・デシャンボー(27)だ。

 2番のバーディーで3アンダーとした直後の3番だった。第1打を左ラフに曲げ、前日の雨で軟らかい地面に埋まったのかボールが見つからずロスト。打ち直しの3打目も左ラフに入れ、4打目はグリーンオーバー。5打目はピン奥カラーに止まり、パターでカップインまで2打を要しトリプルボギー。一気にイーブンパーまでスコアを落とした。パトロンがいればボールの行方を見ており、紛失球にはならなかっただろう。

 このアクシデントでショックを受けたのか、続く4番は第1打をバンカーに入れて第2打が寄らず、5番、7番も第1打を左に曲げてボギー。前半は8番でイーグル逃しのバーディーで1オーバーまでスコアを戻した。

 後半は13番の第2打をピン左5メートルのイーグルチャンスにつけたところで日没サスペンデッドとなった。

 前日もドライバーを左に曲げて苦戦。「このコースはうまく攻めないと痛い目に遭う」と語っていたが、ドライバーが340ヤード超だったこの日は、その通りになった。

 予選カットラインは通算イーブンパーと予想されている。仮に決勝へ進むことができても、上位陣はスコアを伸ばし、暫定首位はD・ジョンソンら9アンダーが4人。9月の全米オープンに続くメジャー2勝目は厳しい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

    大谷2戦連続6号弾 先輩の雄星も驚く「鈍感力」発揮!名門球団の重圧や水原問題もどこ吹く風

  3. 3
    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

    長渕剛が誹謗中傷に《具合が悪い》と告白…《話があるなら、来てほしい》と性被害告発の元女優に呼びかけ

  4. 4
    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

  5. 5
    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

    松本人志“性的トラブル報道”へのコメント 優木まおみが称賛され、指原莉乃が叩かれるワケ

  1. 6
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7
    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

    佐々木朗希にメジャー球団は前のめりも…ロッテ首脳陣が依然として計算できない脆弱ボディー

  3. 8
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  4. 9
    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

    阪神・岡田監督ようやく取材解禁の舞台裏 もう怖いものなし?今後の報道に忖度生じる可能性

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異