阪神ドラ1立石正広に“居場所”はある?日本S「入団したつもりで見て」なんて言われても…

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 25日に戦いの火蓋が切られる日本シリーズ。2戦目までの舞台はソフトバンクの本拠地福岡とあり、阪神の藤川監督は「ビジターが最も得意」と自信満々だ。

 そんな虎の指揮官は23日のドラフトで目玉の即戦力野手、立石正広(創価大)を1位指名。テレビ中継で「タイガースに入ったつもりで試合を見てほしい」とメッセージを送ったが、問題は今の阪神に立石が出場できるポジションがないことだ。

 本職の三塁と二塁にはそれぞれ、40本塁打、102打点で打撃2冠の佐藤輝、打率.282で堅守巧打の中野がいる。「阪神に入団したつもりで」と言われても、守備位置の見通しが立てられないのだ。

「来オフにもメジャー移籍濃厚なサトテルの後釜の三塁手候補とはいえ、即戦力の前評判が高い選手。来季、一軍で出場させないわけにはいかない。さらに言えば、2位指名の谷端(日大)も三塁が本職です」(球団OB)

 藤川監督は立石のポジションについて「応える必要がない」と煙に巻いた。ドラフト前に「ポジションにはこだわらない」と話していた立石。サトテルも外野を守れるものの、自身でも「不格好」と話すなど、ほぼ未経験の外野起用もあるかもしれない。

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