ドラフト
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オリックスが本当に欲しかったのは佐々木麟太郎だった!ドラフト異例「15分間中断」の裏側
先週24日のドラフト会議で、異例のハプニングがあった。6位指名のオリックスの順番で15分以上も中断した場面だ。 NPB関係者がテーブルに呼ばれ、オリックス関係者との話し合いが始まった。岸田新監督はうなずきながら話し合いを聞く...
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2024年ドラフト「得した球団、損した球団」“流しのブルペン捕手”安倍昌彦氏が忖度なしガチ評価
最も成功したのは中日です。 アマ球界ナンバーワン左腕・金丸夢斗(関大)を4球団競合の末に指名できた時点で100点満点。さらに、2位で社会人トップクラスの左腕・吉田聖弥(西濃運輸)を指名して120点。3位以下も含めると、200...
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中日ドラ1関大・金丸夢斗は度胸も一流? 井上監督挨拶の初手でジョークをかます肝っ玉
いきなりそれを「かませる」新人は早々いない。 ドラフトで4球団が競合し、中日が交渉権を得たMAX154キロ左腕、金丸夢斗(関大)。25日、中日の井上新監督が挨拶に訪れると、いきなり「肩は大丈夫ですか?」とジョークをぶつけたの...
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山川穂高の母校・富士大から大量6人がドラフト指名!岩手の地方大学が大躍進のワケ
東北の地方大学が大躍進を果たした。 24日のドラフト会議で富士大学野球部から支配下4名、育成2名が指名され、計6名がプロ入りの資格を得た。中でも、麦谷祐介(外野手)はオリックスから1位指名。佐藤柳之介(投手)が広島2位、安徳...
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《楽天》球団体制に批判集中、待遇はイマイチでも…ドラ1宗山塁「仙台行き」はむしろ大正解
「楽天で良かったんじゃないですか」 某球団のスカウトがこう言った。 今秋ドラフトの目玉だった宗山は、事前に公表していた広島など最多の5球団が競合し、楽天が引き当てた。 楽天といえば、わずか1年でクビになる監督が...
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《中日》1位指名した金丸夢斗をパ全球団が“完全スルー”した裏に「カラダの問題」
「率直にうれしい。1年目から2ケタ勝利を目指して頑張りたい。(中日は)ファンが熱い。同い年の高橋宏斗投手を筆頭に、力強い投手陣が印象的です」 4球団競合の末、中日が交渉権を獲得した金丸金丸夢斗はこう言った。 兵庫出身だ...
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《巨人》先発の金丸夢斗を外して「1~3位に内野手指名」はFA&外国人の大型補強の前兆か
4球団が1位で競合した関大・金丸夢斗の抽選を外した巨人は、高校通算26本塁打の石塚を西武とのクジ引きの末、外れ1位で引き当てた。 2位は福岡六大学野球で2季連続MVPの俊足で二遊間を守る九産大・浦田俊輔内野手、3位は184セ...
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《阪神》ドラ1指名で“高校生回避”のウラに背に腹は代えられぬ藤川監督の強いこだわり
藤川球児新監督(44)を迎えた阪神は、1巡目で金丸を競合の末に外し、外れ1位で伊原を指名した。 最速149キロの直球、スライダー、フォークが武器の即戦力左腕。藤川監督は「即戦力としてどうしても欲しい選手だった」と話したが、今...
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《日本ハム》外れドラ1で福岡の二刀流指名は既定路線、新庄監督「続投」のお礼にあらず
いやはや、しゃべること、しゃべること。 外れ1位でソフトバンクと競合した投打の二刀流選手・柴田の当たりクジを引いた直後の新庄剛志監督(52)。立て板に水でこう言った。 「僕の母校の西日本短大付属高校が(夏の福岡大会)決...
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《西武》1位で怒涛の遊撃手「指名三連発」は“ポスト源田”の枯渇招いた投手重視ドラフトのツケの証し
ある意味、一貫性はあった。 1位で怒涛の遊撃手3連発となったのが今季最下位の西武だ。 5球団が競合した宗山をクジで外すと、外れ1位で指名した石塚も巨人に持っていかれ、外れの外れで斎藤を指名した。 西武の遊撃に...
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清原ジュニア失意のドラフト指名漏れで描く「米独立リーグ→プロ野球」の青写真
結局、その名がドラフト会場にコールされることはなかった。 育成でもOKと言われたにもかかわらず、慶大の4番・清原正吾は指名漏れ。西武、巨人などで歴代5位の525本塁打を放った清原和博氏の長男のプロ入りは、当初から「育成での指...
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富士大・佐藤柳之介 投球フォームと球道の高い再現性、ミット位置に決まる「コントロール率」の精緻
去年の春ごろまでは、投げてみないとわからない投手だった。 左腕にしか投げられないホームベース上を斜めに切れ込んでくる速球の軌道は鋭かったし、タテの落差も帯びたスライダーに、チェンジアップ、フォーク……持ち球の威力は全国レベル...
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日本ハム新庄監督はドラフト戦略に口出しするの?去就いまだ不透明も前日の最終会議に出席
続投か退任か──。 ドラフト後に答えを出すと公言した日本ハムの新庄剛志監督(52)。 そもそもドラフト会議は来季以降の戦力を補強する場なのだから、出席する以上、「続投」で腹は決まっているのかと思ったら、いまだフロント...
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愛知工業大・中村優斗 スピード感十分の体重移動、左足で地面をドーン!と叩く強大エネルギー
昨年12月の初め、「侍ジャパン学生候補合宿」の松山・坊っちゃんスタジアム。 紅白戦の3番手に、この投手がマウンドに上がり、打者に投げ始めて、ネット裏がどよめいた。 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) 初...
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東海大相模・藤田琉生 打者をヘッドアップさせるリリースポイントの「あり得ない高さ」
身長2メートル近い「超」の付く大型左腕が東海大相模に進んだことは、入学時から「業界」では結構知られていた。湘南クラブという名門中学軟式チームの頃から、大器と評判だった。 【写真】この記事の関連写真を見る(06枚) 大型...
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巨人がドラフト外れ1位の“隠し玉”に…「九州の大谷二世」の評判と実力
ナンバーワン左腕が外れたら、投打の二刀流──。 巨人が24日に迫ったドラフト会議の外れ1位候補に、福岡大大濠の柴田獅子(18)をリストアップしていることが、20日までに分かった。 187センチ、87キロ。「目標」と言...
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関大・金丸夢斗は間違いなく何年に1人の左腕…クロスファイアはスライダー回転を帯びて厳しく食い込む
「今永昇太(カブス)、菊池雄星(アストロズ)……間違いなくそれぐらいのピッチャーになれるヤツですよ、ただし……」 あるスカウトと、そのあとの部分で意見が一致した。 【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) 最...
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“クジ引き解禁”藤川阪神vs旧エース流出濃厚の阿部巨人…今秋ドラ1No.1左腕めぐりガチンコ勝負
24日に行われるドラフト会議で、巨人が最速154キロ左腕の関大・金丸夢斗(4年=神港橘)を1位指名する方針を固めたことが分かった。 高校時代に甲子園出場はないが、関大進学後に才能が開花。最速154キロの直球にスライダー、カー...
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《高校生ドラフト候補のココがすごい!》私のイチオシは「九州の二刀流」と「坂本勇人2世」
24日のドラフト会議を前に、高校生の注目選手を挙げてみる。 投手ではまず報徳学園の今朝丸裕喜だ。昨年より腕の振りが力強くなり、常時140キロ台後半をマークするまでに成長。188センチの長身で角度がある。プロでは3年で一軍に出...
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藤川阪神のドラ1指名は高卒投手か…最速150キロ超で《潜在能力の高さは世代ピカイチ》
阪神は岡田彰布監督(66)が今季限りで退任。藤川球児新監督(44)の就任が決定的となっている。 新人監督として最初の大仕事になりそうなのが、今月24日のドラフト会議だ。今秋は、投手では金丸夢斗(関大)、野手では宗山塁(明大)...
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清原ジュニアを指名する球団は?スカウトからは《育成なら…》という声も
“番長”の息子が、悩んだ末に決断した。 12日、慶大の清原正吾(4年)がプロ志望届を提出したことを、自身の口から明かした。 父親は西武や巨人で活躍した清原和博氏(57)。その血がなせるわざか、8月末に六大学選抜選手と...
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巨人vs阪神で場外戦勃発!ドラ1候補「右の大砲」大商大・渡部の視察に両軍スカウト大量派遣
今秋のドラ1候補が開幕戦で一発を放った。 関西六大学の開幕戦で、初回に左中間へ先制2ランを放った大商大の渡部聖弥(4年=広陵)だ。八回には左前打を放ち、リーグ通算100安打をマーク。この日は地元の阪神が4人、巨人も水野スカウ...
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急きょドラフト指名リスト入り「ダークホース」の名前 U18代表「上位候補4人衆」以外の逸材は?
野球のU18アジア選手権(9月2日開幕=台湾)に臨む高校日本代表では、報徳学園(兵庫)のMAX151キロ右腕・今朝丸裕喜、東海大相模(神奈川)の198センチ左腕・藤田琉生、健大高崎(群馬)の強肩強打の捕手・箱山遥人、花咲徳栄(埼玉)...
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巨人ドラフト戦略に異変…浅野翔吾が覚醒気配で1位は《右の大砲》から《鳥谷2世》に乗り換え
巨人にいい意味で“想定外”なことが起きている。2022年ドラフト1位入団で高卒2年目の浅野翔吾(19)が絶好調なのだ。 今月12日に一軍に再登録されると、14日の阪神戦で自身初となる満塁本塁打を放ち、そこから10試合連続でス...
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金丸&宗山 今秋ドラフト「投打の目玉」に異変…そろって故障&大学代表辞退でスカウトてんやわんや
今秋ドラフトの投打の目玉が代表入りを逃した。 24日、7月の「プラハ&ハーレムベースボールウイーク」に出場する大学日本代表が決定。1位候補の青学大・外野手の西川史礁(4年)ら選出された24人のメンバーの中に、左腕の金丸夢斗(...
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今秋ドラ1候補 青学大・西川史礁が「プロで中軸を打つ条件」…スカウトが厳しくチェック
日本の4番として活躍できるか。 昨24日、7月の「プラハベースボールウイーク」(チェコ)と「ハーレムベースボールウイーク」(オランダ)に出場する大学日本代表が決定。今秋ドラフト1位候補の西川史礁(青学大・4年=写真)ら24人...
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青山学院大・西川史礁 背中を叩くほどのフルスイングを支える強さと柔軟性
侍ジャパンでもそうだったように、強烈なフルスイングから繰り出される長打力が武器だ。 安倍昌彦氏が言う。 「フォローでバットが背中を叩きつけるくらい振れる。力の強さと、肩甲骨の可動域の柔軟性があってこそです。荒っぽい一発...
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愛知工大・中村優斗 元ロッテ首位打者の恩師に発掘された長崎の超特急
「あと3キロで160キロという大舞台に行ける。制球力が自分の武器。そこは見失わないように160キロを出せるようにトレーニングしていきたい」 3月の欧州代表戦でプロの中に交ざって侍デビュー。直球は全て150キロ台後半で、自己最速...
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関大・金丸夢斗 1位指名5球団競合は今年の登板数次第
「現時点の実力で、5球団前後が1位で競合するでしょう。投手が持つべきスキルを高いレベルで兼ね備えています」 こう言うのは、アマ球界に詳しいスポーツライターの安倍昌彦氏だ。 「速い球(最速154キロ)があって、チェンジアッ...
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明大・宗山塁 「15年ショートを任せられる」20年に1人の逸材
今秋ドラフトの超目玉が2月末の右肩甲骨骨折から驚異的な回復で、今春リーグ戦初戦の4月20日の東大戦に出場。3月の侍ジャパントップチームにも招集された遊撃の名手だ。 セ・リーグ球団のスカウトがこう言う。 「遊撃の守備はプ...