ソフトバンク王会長が見出した佐々木麟太郎ドラ1指名の勝算…直メジャーと天秤、交渉可能日は来年6月
まさかの1位指名、まさかの競合である。
23日に行われた「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」。前日まではどの球団も歯切れが悪く、あっても下位指名と予想されていた佐々木麟太郎(20=スタンフォード大、内野手、右投左打)をソフトバンクとDeNAが1位で指名した。
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当たりクジを引き当てたのはソフトバンクの城島健司CBO(チーフベースボールオフィサー)。「我々のチームの核となる選手。チームを何年も引っ張っていってほしい」とメッセージを送ったが、佐々木は来夏のMLBドラフトでのメジャー入りを視野に入れている。花巻東から米スタンフォード大に進学したのもそのためだ。
ソフトバンクが交渉可能となるのは、所属チームの全日程が終了する来年6月以降。日本球界を経てメジャー挑戦をすべきか、あくまで“直メジャー”を狙うのか。佐々木が日米を天秤にかけていることは、城島CBOも「どちらを選ぶかは佐々木くんの意思を尊重している」と、認めている。


















