巨人が来秋ドラ1指名?明治神宮大会で躍動の青学大154キロ右腕・鈴木泰成は“4年越しの恋人”
巨人は昨18日、大リーグ挑戦を目指す岡本和真(29)のポスティング申請手続きを行ったと発表した。交渉期間はMLB機構が受理し、MLB30球団に公示してから45日間。年内にも移籍する球団が決定する見込みとなった。
となれば、巨人の今オフの最重要課題は、本塁打王3度、打点王2度の岡本の後継者探し──となるところだが、そんな大砲がそう簡単に見つかるはずもない。先のドラフトでは、野手ではなく、左投手の竹丸(鷺宮製作所)を1位指名した。
「打てる野手の立石(創価大=阪神1位)や佐々木麟太郎(米スタンフォード大=ソフトバンク1位)の指名を回避したのは、岡本の後釜探しも育成も見通しが立たないため、今季苦しんだ投手陣を徹底的に整備して、守り勝つ野球をやるしかないという阿部監督の意向です」(巨人OB)
そんな中、“来年の恋人”が躍動した。
明治神宮大会大学の部は昨18日の準決勝で、青学大(東都大学)が八戸学院大(東北3連盟)を8-2で下し、史上初の3年連続決勝進出。連覇に王手をかけた。最速154キロ右腕の鈴木泰成(3年)が先発。8回117球を投げ、5安打7奪三振2失点の危なげない投球で勝利に貢献した。この日の最速は149キロだった。


















