阪神
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阪神ドロ沼7連敗、しかも10試合連続エラーで失策数12球団ワースト…セ最下位もすぐそこ
怒涛の猛追で1位球団を抜き去り、あっという間に阪神がトップに躍り出た──と言っても順位のことではない。今季の失策数だ。 16日、阪神は今季2戦2完封とヤクルトをカモにしていた先発の青柳が、まさかの4回4失点KO。泥沼の7連敗...
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2年目に本塁打減…“金の卵”佐藤輝明の矮小化で問われる阪神の育成能力
阪神の2年目・佐藤輝明が苦しんでいる。昨年のルーキーイヤーにいきなり24本塁打をマークし、前評判通り怪物級の長打力を見せたが、今季はここまで109試合に出場して16本塁打。打率は昨年の2割3分8厘より少し上昇し、三振数も減少したもの...
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阪神コロナ感染で8月8人離脱の緊急事態…エース青柳で勝てる試合逃しさらなる痛恨
奇跡の逆転優勝を狙う阪神に暗雲が垂れ込めた。 9日のDeNA戦前、遊撃レギュラーの中野と助っ人右腕のウィルカーソンがコロナに感染したことが判明。感染疑いと判定された糸井、8日に感染が明らかになった熊谷とともに、4人もの一軍選...
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阪神・藤浪がいつのまにか失ったもの…もはや「甲子園のスター」ではなくなったのか
阪神のクローザー・岩崎優が少し心配だ。7月31日のヤクルト戦九回に村上宗隆に同点ホームランを浴びたのに続いて、6日の広島戦最終回でも3点リードを守れず、4失点(自責点0だが)で逆転サヨナラ負けを喫してしまった。近いところで2度のセー...
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阪神ロドリゲス株急上昇! 熾烈な助っ人サバイバルで一歩リードのワケ
今季の阪神に在籍している助っ人は計8人。シーズンも残り40試合となり、残留争いが熾烈を極めている。 すでに2年契約最終年の左腕・チェンの退団が決定したが、ここにきて球団内外で評価を上げているのが6月下旬に途中入団した「虎のA...
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今オフにも開催「現役ドラフト」は阪神の英断に期待 藤浪クラスが市場に出てこそ意味がある
果たして、掲げたお題目通りの成果が得られるのか。やや懐疑的に見ているのが、今オフにも開催されるという「現役ドラフト」のことである。 出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる狙い。趣旨には大いに賛同するが、12球団が提示し...
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巨人は3タテ免れても阪神に今季7勝11敗…原監督は虎にカモられ“立場逆転”の大屈辱
5位巨人がやっと後半戦初勝利を挙げた。 4連敗で迎えた昨4日の阪神戦。二回に岡本和から四球を含む5連打と珍しく打線がつながり5得点。投げては先発の山崎伊が8回無失点の好投で、借金を一つ減らして6とした。それでも、阪神戦は5カ...
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阪神左腕・伊藤将司を支える抜群の制球力 巨人に今季3戦3勝の“キラー”ぶり
まさに「針の穴に糸を通す」ようなピッチングだった。 3日、阪神の伊藤将司(26)が巨人打線を6回1失点に抑え、今季8勝目(2敗)。防御率1.85と、相手に悪夢を与え続けている。 横浜高から国際武道大、JR東日本を経て...
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「え、あれが入るの?」阪神・佐藤輝明に感じたロマンを思い出した左翼への一発
先週土曜(7月30日)のヤクルト戦で阪神・佐藤輝明が放った第16号ホームランには胸が躍った。打った瞬間はレフトライナーかと思うような低い弾道がぐんぐん伸びて甲子園の左翼席に着弾。 「え、あれが入るの?」と思わず目を丸くしてしま...
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阪神7月勝ちまくり首位ヤクルト猛追も…「矢野ドラマ逆転V」には高すぎるハードルが
「みなさんもドラマを起こせると信じて」 奇跡の逆転優勝を目指す阪神・矢野燿大監督(53)の鼻息が荒い。 7月31日のヤクルト戦は、相手の主砲・村上に3打席連続本塁打を献上し、2-4で敗れたが、同一カード勝ち越しを決めた...
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阪神・青柳に8、9月失速のデータ…奇跡の逆転Vどころかエースとともに沈没の恐れ
「エース次第で可能性はゼロではない」 阪神OBがこう言うのは、矢野燿大監督(53)が49試合を戦う後半戦でもくろむ奇跡の逆転優勝についてだ。 エースとはもちろん、今季前半戦で12球団トップの11勝(1敗)、防御率1.3...
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阪神2位浮上、奇跡起きても矢野監督は“辞任確定”…後任に平田二軍監督が急浮上するワケ
「今度は奥川と石川がコロナだろ。まさかがあるかも知れんよ」というのは、ある阪神OBだ。 今季の阪神は開幕9連敗からスタートし、借金は一時16まで増えた。シーズン序盤で「今季は終わった」と言われていたが、コツコツと借金を返し、前...
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虎の超新星・湯浅京己に期待 一世を風靡した藤川球児の再来を重ねる
今季の開幕前、スアレスが抜けた阪神リリーフ陣を不安視する報道が多かった。確かに新外国人・ケラーは未知数だったし、そもそもコロナ禍によって来日が遅れるというハプニングもあった。 しかし、その一方で妙な期待もあった。それは阪神の...
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西武・森友哉が今オフFA市場で争奪戦に! 阪神が狙う「藤浪との黄金バッテリー復活」
「今オフのFA市場の目玉のひとりです」 パ球団の編成担当がこう言うのは、西武の正捕手・森友哉(26)のことだ。 大阪桐蔭から2013年ドラフト1位で入団。1年目から41試合に出場し、2年目にはレギュラーを獲得。プロ9年...
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首位独走ヤクルトがビビる矢野阪神の“最後っ屁”…借金完済、同率2位浮上でイヤな相手に
「キセキを信じながら、ドラマをつくれるように」 24日、前半最終戦でDeNAに勝利した阪神の矢野燿大監督(53)が後半戦に向けてこう意気込んだ。この日の勝利で最大16あった借金を完済し、今季初の勝率5割で広島と同率で2位に浮上...
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阪神のエース青柳晃洋に期待したい昨年のリベンジと贅沢な悩み
阪神のエース・青柳晃洋が7月15日の中日戦で両リーグ最速となる10勝目をマークした。阪神では1993年の湯舟敏郎以来、29年ぶりの快挙だという。あの年、湯舟が10勝に到達したのは7月13日。今季の青柳もほぼ同じペースだ。 思...
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阪神マルテが一軍復帰の試合で故障再発…首脳陣の見切り発車による“人災説”
何があったのか。 14日、右足の故障から前日13日の巨人戦で一軍復帰した阪神のマルテ(31)が、その試合で再び右足の張りを訴え、わずか1日で再び離脱した。 いきなり2本の適時打を放ったものの、第3打席で遊ゴロを放った...
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13失点大惨敗の巨人に限らず阪神もCS出場資格なし! チグハグな采配にエラー合戦のお粗末ぶり
最後の打者が空振り三振に倒れた瞬間、巨人の原監督はクルリとグラウンドに背を向けると、あっという間に三塁側ベンチから姿を消した。 ■13失点の大惨敗 0-13の大惨敗を喫した13日の阪神戦。指揮官は試合中から怒り心頭だっ...
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虎の新助っ人ロドリゲスに早くも大逆風…シーズン途中獲得がはらむチーム崩壊の“火種”
この男は救世主か、チームを壊すのか……。 阪神の新外国人のアデルリン・ロドリゲス内野手(30)が12日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。 チームは現在5位だが、クライマックスシリーズ進出圏内の3位まで1...
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防御率33.75がイジられたが…阪神の“メンタルモンスター”ケラーへの期待
阪神の助っ人リリーバー、カイル・ケラーの防御率が4.91まで下がってきた。レベルの低い話かもしれないが、開幕当初は一時的とはいえ防御率33.75まで跳ね上がったことを思うと、かなり回復した印象がある。 ケラーは6月7日に一軍...
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阪神球団公認「監督後援会」解散の衝撃…関東財界の支持失い、岡田再登板にも影落とす
複数の関係者によると、阪神球団公認の矢野燿大監督の後援会「虎喜会」が、今年限りで解散するという。 「会員に向けて解散の通知が行われました」 と、明かすのは、さる財界関係者である。 この後援会は、2004年の岡田...
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ヤクルトと阪神「2年で大差」のナゼ 一昨年は虎2位・燕最下位→昨季V争い→今季16.5ゲーム差
「僕はヤクルトOBですが、今年の優勝予想で阪神を推しました。昨季はヤクルトに僅差で敗れましたが、投手力が高い上に、昨季は野手の成長も見えましたから……」 こう言うのは、ヤクルト、楽天、ソフトバンクで選手、コーチ経験がある飯田哲...
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阪神・大山悠輔が通算100号達成 この7月に期待する本塁打数
6月は10本塁打、29打点と絶好調だった阪神・大山悠輔だが、最近少し心配していた。というのも6月21日に今季18号本塁打を放って以降、しばらく一発が出ていなかったからだ。 そもそも大山という打者は好不調の波が大きいことで知ら...
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阪神次期監督・岡田彰布氏で“すんなり決定”にはならない「特殊球団」と在阪メディアの事情
少なくとも、本人が前のめりになっていることだけは確かだろう。 30日発売の週刊新潮が阪神の来季監督人事について報道。有力候補と目されるOBの岡田彰布氏(64)が、阪神の親会社である阪急阪神ホールディングスの角和夫会長兼グルー...
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開幕から11戦未勝利…“広島アレルギー”で思い出す1988年の阪神
今季の阪神はなぜか広島に勝てない。開幕からここまで、勝ち星なしの9連敗(2引き分け)。リーグトップのチーム防御率2.75を誇る阪神投手陣も、広島戦に限ると3.76まで悪化する。 阪神が開幕から同じチームに負け続けるのは、19...
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阪神絶好調でAクラス射程圏も…悔やまれる序盤大コケの陰にフロントの“矢野低評価”
「開幕で大コケしていなければ……」 こう思うファンは少なくないだろう。 阪神は26日、本拠地・甲子園で中日にサヨナラ勝ち。開幕から貧打にあえいできた打線は2018年以来の5戦連続2ケタ安打をマーク。甲子園ではこの6月、...
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阪神が陥る“鯉わずらい”の元凶はベンチワークにあり サヨナラ負けで広島に今季10戦未勝利
鯉わずらい、とは言い得て妙だ。 22日も広島に敗れた阪神。これで広島戦は開幕から白星なしの9連敗となり、ネット上には阪神ファンの怒り、嘆き、自虐とともにこのワードが溢れている。 2-3の七回に4番・佐藤輝の適時左前打...
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今こそ阪神に「+α」の外野手が欲しい! 高山、江越…ファームでくすぶる若手たちよ
このごろは阪神の試合を見るのが楽しい。 大山悠輔はホームラン量産の絶好調、もう一人の大砲・佐藤輝明は打っても打てなくてもロマンがある。そんなドラ1大砲コンビが4番、5番に並び、その前を打つ3番にもドラ1の俊足・近本光司が君臨...
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阪神・矢野監督編「マネジメントにおいて邪魔になるのは感情 監督は常に一定であるべき」
阪神の矢野燿大監督(53)は就任1年目の2019年から3位、2位ときて、昨季は開幕から首位を独走しながら、ヤクルトに逆転され2位に終わった。キャンプイン前日に今季限りでの退任を表明して臨んだ22年シーズンは17日時点で4位も、プロ野...
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セ投手3冠の阪神・青柳をメジャー高評価!貴重な「変則型先発」で現年俸7.5倍の市場価値
17日のプロ野球は「メジャー予備軍」が揃って先発した。福岡ではソフトバンクの千賀滉大(29)と楽天の田中将大(33)が投げ合い、名古屋では巨人の菅野智之(32)が中日戦のマウンドに上がった。 そんな中、甲子園でこの日も勝ち星...