阪神“一本釣り”で下村海翔は作戦通り? 岡田監督には「過去1勝8敗」クジ運のトラウマ

公開日: 更新日:

「より確実にとれるというか、他の球団のシミュレーションというか、そういうのを考えて、ピッタリはまりましたね」

 岡田彰布監督は、下村海翔(青学大)の単独1位指名に、してやったりである。

【写真】この記事の関連写真を見る(33枚)

 スポーツ各紙の直前予想の大半は、広島が楽天との競合の末に交渉権を獲得した、同級生の常広羽也斗の名前を挙げていた。

 しかし、岡田監督は身長174センチの下村に関して、「村上(頌樹)に似たタイプ。カットボールはえぐいと聞いている」と、今季、最優秀防御率(1.75)のタイトルを獲得した村上の姿を重ね合わせた。村上も身長175センチで下村とほぼ同じ。小柄ながら、キレのある球で打者を手玉に取っているように、下村にも可能性を感じたようだ。しかも、下村の母校・九州国際大付高の恩師は楠城徹前監督。岡田監督の早大の先輩であり、そのホットラインも活用したようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  3. 3

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    西武・鳥越裕介ヘッドコーチ「厳しく指導?僕は基本、怒らないんですよ。ただ…」

  1. 6

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  2. 7

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 8

    兵庫県・斎藤知事パラハラ認定にも無敵の“居座り” 「公務多忙」理由に第三者委報告書にコメントしない厚顔

  4. 9

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  5. 10

    復権狙う自民旧安倍派にトドメ!「10万円商品券」配布問題でチルドレンが石破首相に“助け船”の爆弾証言