阪神“一本釣り”で下村海翔は作戦通り? 岡田監督には「過去1勝8敗」クジ運のトラウマ

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「より確実にとれるというか、他の球団のシミュレーションというか、そういうのを考えて、ピッタリはまりましたね」

 岡田彰布監督は、下村海翔(青学大)の単独1位指名に、してやったりである。

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 スポーツ各紙の直前予想の大半は、広島が楽天との競合の末に交渉権を獲得した、同級生の常広羽也斗の名前を挙げていた。

 しかし、岡田監督は身長174センチの下村に関して、「村上(頌樹)に似たタイプ。カットボールはえぐいと聞いている」と、今季、最優秀防御率(1.75)のタイトルを獲得した村上の姿を重ね合わせた。村上も身長175センチで下村とほぼ同じ。小柄ながら、キレのある球で打者を手玉に取っているように、下村にも可能性を感じたようだ。しかも、下村の母校・九州国際大付高の恩師は楠城徹前監督。岡田監督の早大の先輩であり、そのホットラインも活用したようだ。

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