岡田監督は硬軟織り交ぜコミュニケーション 選手と気軽に雑談もコーチには前任時同様の強権

公開日: 更新日:

「ずっとユニホームを着ていないというのもあったし、俺がやるのはこういう野球、というのを伝えないといけない。だから、前回就任時(2004~08年)より選手と話す機会はだいぶ増えた」

 岡田彰布監督(65)は、テレビのインタビューで選手との接し方についてこう言った。

「守りの野球」を掲げて優勝に導く過程で、岡田監督は選手とのコミュニケーションを重視した。球団OBがこう明かす。

「前回の監督時は選手と一定の距離を置いていました。でも、今回は1対1での会話が増えた。岡田監督は『前と比べて丸くなったなあ』と話すように、グラウンドやベンチ裏だけでなく、監督室にもよく選手を呼んでいました。中でも、投手は抑えの岩崎優(32)、野手は開幕から全試合で4番起用する大山悠輔(28)は、投打のリーダー的存在だけに特に気にかけているようです」

 岡田監督が大山を甲子園の室内にあるブルペンに呼んで、マンツーマンで打撃指導していたことはすでに公になっているが、選手とは野球以外の雑談にも花を咲かせた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾