ソフトバンク
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《馬原孝浩の巻》守護神抜擢は二軍コーチのファインプレー…勝利の方程式「SBM」ではリーダー格
人間何が起こるかわからないものです。通算182セーブを挙げた馬原孝浩(42)がそうでした。 2003年のドラフト自由枠で九州共立大から入団。最初は先発として期待されていましたが、なかなか結果が出ない。転機となったのは2年目の...
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球界No.1捕手がFA宣言! ソフトバンク甲斐拓也の争奪戦は巨人以外にもチャンスあり?
金額面を考えればソフトバンク残留か、巨人に移籍の2択に見えるが……。 昨13日、東京五輪や昨年のWBCで日本代表の正捕手を務めた甲斐拓也(32)がFA宣言した。 巨人からの評価が高く、正捕手流出の危機にソフトバンクも...
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《松田宣浩の巻》死球禍に思わず弱音、まったく熱くなかった若手時代「このままだと年俸5000万円以上取れない…」
2015年のチームスローガンだった「熱男」を自らの代名詞にしたのが、松田宣浩(41)です。 ホームランを打つと、ベンチ前で右拳を突き出し、「あつおー!」と絶叫。自軍の攻撃中はベンチから声をガンガン出し、ナインを鼓舞していまし...
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ソフトB甲斐拓也を巡るFA争奪戦 “大本命”巨人の秘策…大役を担うのは阿部監督
ソフトバンクの甲斐拓也(32)が今季取得した国内FA権を行使する。13日に球団に書類を提出する。 楊志館高(大分)から2010年育成ドラフト6位で入団し、13年オフに支配下に昇格。14年に一軍デビューを果たし、昨12日には2...
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巨人はFA宣言一番乗りソフトB石川柊太に「4年18億円」か…熾烈な争奪戦に“絶対負けられない”球団事情
FA宣言一番乗りだ。 ソフトバンクの石川柊太(32)が8日、今季取得した国内FA権を行使すると表明した。みずほペイペイドームで申請書類を球団に提出。「自分が野球界でどういう評価をされているのかを見てみたいというのが一番。選択...
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FA行使 ソフトバンク石川が「Cランク」で1番人気に急浮上!在京球団で大争奪戦に
プロ野球のFA戦線で異変が生じている。 阪神の大山、ソフトバンクの甲斐、DeNAの佐野といった国内FA権を持つ大物が行使するかに注目が集まる中、きょう8日に国内FA権を行使、年俸「Cランク」とみられるソフトバンク・石川柊太(...
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《千賀滉大の巻》育成から這い上がった右腕が持つ強烈な“自己”…何度も聞いた「それは違います」
今でこそメジャーを舞台としているメッツの千賀滉大(31)ですが、入団当初はまったく無名の高校生でした。 愛知県の蒲郡高校から2010年育成ドラフト4位で入団。本人も最初は「とんでもないところに来てしまった……」と周囲とのレベ...
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引退のソフトB和田毅が吐露していた「加齢」「怪我」「覚悟」と「意外な不安」
最後の松坂世代にして、ダイエー時代を知る唯一の現役選手だった。 昨5日、ソフトバンクの和田毅(43)が今季限りの引退を表明。昨季は20試合に先発してチーム2位の8勝(6敗)を挙げたものの、今季はケガが相次ぎ、わずか8試合の登...
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《内川聖一の巻》球界屈指の好打者が尻込みしたブーイングの中でのヒーローインタビュー
当時の日本球界を代表する安打製造機、それが内川聖一(42)です。 打撃技術は言うまでもなく超一流。イベントで小学生から「どうしたら、そんなにヒットを打てるんですか」と聞かれ、「簡単ですよ。誰もいないところを狙って打てばいいん...
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補強?育成?ソフトBまさかの日本シリーズ惨敗で大混乱…物議を醸した《支配下7人クビ》のひずみ
日本一奪還のための大補強! ……となるかどうか。 2連勝からの4連敗と日本シリーズで惨敗したソフトバンク。スポーツメディアは「中日のマルティネス取り」「巨人の大城に興味」など、早くも来季の向けての補強を報じている。 【...
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甲斐拓也だけじゃない!補強に目の色変えた阿部巨人が狙うソフトバンク「Cランク」右腕の名前
巨人の先発投手陣の「強化」が始まった。 阿部慎之助監督(45)が10月31日の秋季練習中、ブルペンで投げ込んでいた西舘勇陽に対し、投球フォームを指導。「先発で1年間やってもらいたいというのは、こっちの願い」と来季は先発として...
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ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情
最高のスタートから一転、窮地である。 ソフトバンクは敵地横浜での日本シリーズ第1、2戦で連勝したものの、福岡で3連敗。DeNAに王手をかけられた。 この3連敗中はわずか1得点。貧打は26イニング連続無得点に陥り、深刻...
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《川崎宗則の巻》代名詞になった「チェスト!」誕生秘話…初披露で客はドカンと盛り上がり選手たちも大笑い
「チェスト!」の掛け声が合言葉のムネリンこと遊撃手の川崎宗則(43)。ファンの間では有名な話ですが、入団当時は守備がひどく、本人も実家に電話して「もう無理、この世界」と愚痴っていたくらい、周囲との差を実感していました。 グラブ...
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メジャー関係者はヒヤヒヤ…DeNA東克樹「左太もも肉離れ全治4週間」から“中2週間”で突貫先発
エースの働きとしては十分だった。 DeNAの東克樹が昨29日の日本シリーズ第3戦に先発。7回1失点でチームのシリーズ初勝利に貢献した。 今月12日、阪神とのCSファーストステージ初戦に先発した際、左太もも肉離れを発症...
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ソフトB今シリーズ初黒星もまたまた出てきた「育成の星」…22年育成10位左腕が2回を完全投球
敗れてなお、相手にため息をつかせた。 「また出てきたか……」 ソフトバンクの2年目左腕の前田純(24)が2点ビハインドの六回に日本シリーズ初登板。2回を無安打2奪三振に抑え、本拠地のファンから大きな拍手を浴びた。 ...
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ソフトBオスナ「給料未満の働き」で…中日守護神マルティネス獲得機運ますます盛り上がり
まさかの背信投球に、首脳陣の肝はさぞ冷えたことだろう。 ソフトバンクの守護神オスナ(29)が、26日の日本シリーズ初戦でやらかした。5点リードの九回に登板するも、ヒット4本に加え、自身の失策で3点を失う大乱調。青息吐息で3ア...
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小久保ソフトBに警戒され阿部巨人に狙われる、DeNAオースティンの人気度…来オフは完全フリーで移籍市場へ
「相手は走攻守全てのレベルが高く強い。うちは全員が束になってかかっていかないと勝てない相手だと思う」 セ3位で日本シリーズに挑むDeNA・三浦監督は会見で謙虚に語った。 一方、貯金「42」と圧倒的な強さを見せてパを制し...
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FA行使で揺れるソフトB甲斐拓也 待遇を求めるなら残留、出場機会重視なら移籍だが…
全国で桜が狂い咲く「暖秋」の中、26日に日本シリーズが開幕する。 25日には監督会議が行われ、ソフトバンクの小久保監督とDeNAの三浦監督が出席。日本ハムとのCSを無敗で突破した小久保監督は「(メジャーの)ワールドシリーズと...
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《井口資仁の巻》ルーキーイヤーで雁の巣球場の最多観客動員記録を作ったスター性
青学大4年時の1996年はアトランタ五輪の日本代表に選ばれ、3年時の年間12本塁打、大学通算24本塁打はいまだ東都大学記録として名を残す井口資仁(49=前ロッテ監督)。 96年のドラフト直後に話す機会がありましたが、井口が最...
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《松中信彦の巻》死球覚悟でないと抑えられなかった平成の三冠王
いつの試合かは覚えていませんが、おそらく西武戦だったと思います。松中信彦(50)が打席に立った時、信じられないものを見たことがあります。それは捕手の位置。 モニターに映るセンターからの映像を見ると、捕手の姿がバッターボックス...
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“9頭身ボディー美女”斎藤恭代を直撃!「#デカ女と言われることは全然イヤじゃありません」
173センチの長身と圧巻の9頭身ボディーでグラビアファンの度肝を抜いた斎藤恭代(28=B85・W64・H91)。2017年ミス・アース日本代表を経て、グラビアに挑戦してまだ2年。注目度急上昇中の美女を直撃した。 ──待望の2...
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《杉内俊哉の巻》「熱い男」一度だけ見せた弱気「お願いだから点を取ってください」
現在、巨人で投手チーフコーチを務める杉内俊哉(43)の性格をひと言で言えば、「熱い男」です。 入団3年目の2004年、KOされた自身の不甲斐なさに怒り、ベンチを殴って両手の小指を骨折したのは有名な話です。福岡ドーム(現みずほ...
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日本ハム新庄監督の去就不透明で…CSファイナル勝っても負けても球団フロント戦々恐々の理由
負けて面白いわけはないが、さりとて勝ったら勝ったで厄介な問題が出てくる──そんな思いを抱いているのが、日本ハムの球団フロントではないか。 昨17日、日本ハムはソフトバンクに2-7で敗れ、2連敗。首位ソフトバンクに与えられる1...
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《斉藤和巳の巻》助っ人外国人の信頼も勝ち得ていた絶対的エース
当時のホークスで誰もが認めるエースといえば、現在四軍監督を務める斉藤和巳(46)です。杉内俊哉や和田毅らエースと呼ばれた投手たちも、「どうやったら和巳さんを追い越せるんだろうか」と常に考えていたほどです。 南京都高校から19...
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ソフトB山川穂高が下半身醜聞の超逆風からの面目躍如!4打数2安打1どすこいで王会長の期待に応える
「どすこい!」 4万142人と超満員のみずほペイペイドームに、歓喜の声が鳴り響いた。 ソフトバンクの山川穂高(32)が昨16日のCSファイナルステージ第1戦で、4打数2安打2打点の活躍。同点の三回に勝ち越しとなる中越え...
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《工藤公康の巻》人気トレーニング施設を「あれは嫌いだな」と言ったワケ
元監督の工藤公康さん(61)とは、工藤さんがダイエーで現役だった頃からの付き合いです。 当時、打撃投手だった僕はウマが合うのか「一郎、一郎」と可愛がってもらいました。工藤さんが下の名前で他人を呼ぶことは珍しいようで、年下の広...
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「絶対的助っ人守護神」めぐり巨人、DeNA、ソフトBがCSファイナル“番外戦” 10億~15億円の攻防か
「最後には自分たちが勝つんだって、そこだけはしっかり腹を据えてやっていきたい」 巨人の阿部慎之助監督(45)が昨15日、東京ドームでの全体練習前に、ナインに向けてこう訓示した。 16日からDeNAとのCSファイナルステ...
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日本ハムと決戦!ソフトB小久保監督が背負う「CS敗退なら手のひら返し」の重圧
「終盤の近藤ケガと、柳田の離脱があったので、逆に日程が空いたのがプラスになった気がする。日本ハムが来ると想定していたので、イメージ通り、シミュレーションできる」 昨15日のCS前日会見でこう話したのが、ソフトバンクの小久保裕紀...
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《藤本博史の巻》球団「怖い人トップ3」だけど、こまやかに気を使う人情家
ヒゲをたくわえ、いかにもコワモテといった風貌。前監督で、現在は球団の特別アドバイザーを務める藤本博史さん(60)はその見た目通り、厳しい面があります。 柳田の項で書いたように、一度やると決めた練習は強引に引きずってでもやらせ...
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《城島健司#2》最優秀バッテリー賞の授賞式で先輩投手に仕掛けた「いたずら」の中身
釣りとゴルフと麻雀が大好きな城島健司(48)。陽気な性格は多くのファンが知るところでしょう。 入団時から僕とはウマが合い、年末まで城島の取材が入っていたある年、突然、「田尻さん、大晦日は予定空いてる?」と言われたことがある。...