だからソフトバンクはポスティングを認めない 小久保監督が契約延長で背負う「孫正義の野望」

公開日: 更新日:

 実績を考えれば妥当も妥当だろう。

 ソフトバンクは18日、小久保裕紀監督(54)の契約延長を発表。来季が3年契約の最終年だったが、新たに来季から3年契約。2028年までチームの指揮を執ることになった。

 小久保監督は就任1年目の昨季、チームを4年ぶりのリーグ優勝に導くと、今季は2年連続Vに加え、5年ぶりの日本一達成。選手起用でも多くの若手に一軍を経験させ、中堅選手では柳町、野村、川瀬らが覚醒した。

 球団は藤本前監督時代から「育成と勝利」という両立困難なミッションを現場に求めていた。そのいずれも成し遂げた小久保監督は、成績次第では更なる契約延長は確実だ。

「藤本前監督は『育成と勝利』の両立が叶わず、2年でお役御免となったが、それ以前の秋山監督は6年、工藤監督は7年もチームを率いている。秋山監督は最終年の14年に日本一になりながら、家庭の事情で退任した。もし、何事もなければもっと長く指揮を執っていたはずです」(球団OB)

 小久保監督は長いペナントレースを「育てながら勝つ」マネジメント力もさることながら、今季の日本シリーズでは短期決戦の采配でも評価を上げた。日本代表監督を務めた15年WBCは準決勝敗退で、昨季の日本シリーズも後手後手に回ってベイスターズに2勝4敗で敗れた。それが今季は常に先手を打ち、阪神に4勝1敗で完勝。「短期決戦下手」の汚名を返上した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  2. 2

    佐々木麟太郎「スタンフォード大残留」ならどうなる? 選択次第では今秋ドラフトで争奪戦へ

  3. 3

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「気持ち悪い」…クセバレに加え「直球の脆さ」「勝負弱さ」まで露呈

  5. 5

    巨人・松本剛の完全復調を手助けした“兄貴分コーチ”の名前 ナイター前の午前中に秘かに打ち込み特訓

  1. 6

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  2. 7

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 8

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  4. 9

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

  5. 10

    日本ハム二軍施設なぜ移転? 鎌ヶ谷から恵庭へ…栗山英樹CBOの要求を呑んだ本当の理由

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  2. 2

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  3. 3

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  4. 4

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  5. 5

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  1. 6

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  2. 7

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

  3. 8

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  4. 9

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  5. 10

    本田圭佑がサッカーW杯解説で「独り勝ち」 テレビ&CM争奪戦ボッ発で“ワリを食った”あの人