ソフトB柳町達はあの横浜高が地団駄踏んだ「高橋由伸2世」…慶応高・慶大を出た野球エリートの軌跡

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 ソフトバンク柳町達(28)が値千金の勝ち越しの適時三塁打を放った。

 同点で迎えた六回1死二塁で、阪神先発・才木の147キロの直球を引っ張った打球は右翼線へ。「切れるな」と願った打球は線上に落ち、これが勝ち越し打となった。

 茨城県出身。慶応高から慶大を経て2019年のドラフト5位でソフトバンクに入団した。

 柳町は当時、「中学の時にリトルシニアの大会で日本一になって(慶応高に)声を掛けてもらったのが進学の決め手。今となっては恥ずかしいんですが、茨城で野球に熱中したため、それまで『慶応』という存在すら知りませんでした」と語っていたが、中学時代は茨城の強豪・取手シニアで三塁手として全国制覇を経験。強豪・横浜高の目にも留まる活躍ぶりだったという。

 さる強豪校の関係者がこう明かす。

「ミート率が高くて、よく打つので、横浜のスカウトが声を掛けようと、取手シニアの関係者に聞くと『柳町は成績がいいんです』と返された。慶応も声を掛けたって言うから諦めたそうです。相手が慶応じゃ分が悪いって」

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