阪神大盤振る舞いで巨人を“ごぼう抜き”…大竹耕太郎が年俸1.3億円で見えたNPB最多1億円超え17人

公開日: 更新日:

 2年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神の大盤振る舞いが続いている。

 5日には大竹耕太郎(30)が契約交渉に臨み、9000万円から4000万円増の1億3000万円でサインした。

 2017年にソフトバンクから育成ドラフト4位で指名され、翌18年7月に支配下登録。22年12月に初めての現役ドラフトで阪神に移籍すると、23年は12勝2敗、24年も11勝7敗で2年連続2ケタ勝利をマークした。今季は9勝4敗だった。 

 これで阪神の日本人選手は、契約更改済みだけで11人が1億円プレーヤーに(日本ハムから加入の伏見を含む)。巨人は今季の年俸1億円以上が11人だったが、早くも並んだ。

 これから更改する選手では、すでに年俸が1億円以上の佐藤輝、才木、坂本は大幅アップが見込まれる。1億円に届いていない選手でも、50試合連続無失点のプロ野球新記録をマークした石井(8200万円)、投手3冠の村上(8000万円)、全試合出場で23本塁打の森下(7800万円)が未更改。日本人選手最大17人が1億円超えの可能性が高まっており、05年の巨人、18、25年のソフトバンクの14人を抜いてNPB史上最多となりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾